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内容説明
瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、アズールの命を救うため、偽りの花嫁として、大国ガルガダに嫁ぐことに。
愛を知らぬセト王子との距離も縮まり、共に生きる決意をした矢先、フォルトナ国の使者としてアズールが現れる。
侍女ヒカミがセトを毒殺しようとしたことが発端となり、ニナは監獄グリフィゲルドに収監されてしまう。
監獄長に命を狙われたニナだったが、アズールに救われ窮地を脱する。
一方、ニナの偽りを知ったセトは、すべてに終止符を打つためニナに襲いかかる。
セトの絶望を知り、自らの罪に気づいたニナはセトとの約束を果たそうとするが、その代償は思いがけないものだった。
殻に閉じこもったセトを連れ、アズールとともにフォルトナに帰ったニナは星の民としての宿命を知る。
それぞれの愛が試される究極の王宮ファンタジー第１０巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
25
うわー、バレちゃったよ！本物（？）のアリシャ姫も怪しいけれど…。これで１巻冒頭のピンチに繋がるのかな？アズにセトにホルトもいるから、たぶん大丈夫だろうけど。2023/03/18
チューリップ
7
ガルガダからフォルトナへ帰還するけれど、セトとトートまで来てしまっている。大丈夫なのかと思ったけど、トートは王に色々たくらみバレたしむしろこっちにいた方が平和かもしれないな。アズはニナをアリシャから解放しようと動いているのだけど、ニナはそうしたら今までのアリシャとして築いてきた人との繋がりが無くなってしまうことを恐れるようになってしまう。この辺のすれ違いはどっちの気持ちも分かるなと思った。最後にはそういうニナの気持ちは構わずに遂に偽の姫だと暴露されてしまい本物まで出てきてしまう。2023/08/27
かなっち
7
王宮ファンタジーの第10巻は、殻に閉じこもったセトを連れて、アズールとともにフォルトナに帰ってきました。セトを連れ帰ったのは驚きましたが（正気に戻った彼が、一体どう思うのでしょうか）、ニナの恋心は進展して誰が大事なのか気付いたのは良かったですね。もちろんアズールの方も大切に想っていて、偽物の姫ではなく『ニナ』として見てくれてるのにニヨニヨが止まりませんでした。とホッコリしていたのも束の間、ラストがかなり衝撃的でビビりました。しょっちゅうヒロインがピンチになる展開に疲れてますが、取り敢えず完結までは→2023/05/21
葉鳥
6
やっぱりアズなんだなと確認した巻。セトは覚醒タイミング待ちらしい。早く戻ってきてくれ。巻末は急展開。彼女は本物のアリシャ姫なのか…？2023/06/08
花桃
6
リナがやっと心を決めてくれました。ヤレヤレと思ったのも束の間で、ほんの数ページ後にはとんでもないことになりました。どうなるんでしょう？11巻発売予定は８月です！2023/04/27
