半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

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半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

  • 著者名:クリス・ミラー/千葉敏生
  • 価格 ¥2,673(本体¥2,430)
  • ダイヤモンド社(2023/02発売)
  • 梅雨空を吹き飛ばす!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント25倍キャンペーン (~6/16)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478115466

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内容説明

自動車や家電だけでなく、ロケットやミサイルにもふんだんに使われる半導体は、今や原油を超える「世界最重要資源」だった。国家の命運は、「計算能力」をどう活かせるかにかかっている。複雑怪奇な業界の仕組みから国家間の思惑までを、気鋭の経済史家が網羅的に解説。NYタイムズベストセラー、待望の日本語訳!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

163
良く纏めたなと思う。半導体が発明され、その能力で世界が覚醒した日から、発展する歴史だが。主題は技術的な進歩よりも半導体をめぐる人類の争いの歴史だった。光学装置が勝敗を決める。やがて世界はサプライチェーンの時代になった。かつて日本が半導体を牛耳っていて、アメリカが恐れていた時代もあったが今は昔。円安の今、チャンスはある。頑張れ日の丸。エヌヴィディアとインテルの設計の違いはもう少し深堀してほしかったが。2024/01/19

まーくん

126
著者はフレッチャー・スクール(法律外交大学院)准教授。というわけで、半導体技術の実態に深く切り込んではいるが、本書は半導体産業の黎明期からの「歴史書」。ショックレーのトランジスタの発明に始まりテキサス・インスツルメンツ、フェアチャイルド、インテルの興亡、80年代日本の台頭、米国の復活、韓国サムスンそして台湾TSMCの勃興。工場は持たず製造は外注。最先端の超細密回路の半導体はTSMCなど限られた特定の企業でしか作れない。国際的分業体制となっている。中国の挑戦が、この分業体制に不安定要素を持ち込む。⇒ 2023/04/03

ひろき@巨人の肩

104
半導体の技術革新と地政学の変遷が理解できた。終戦後より始まる黎明期。TIがその製造技術を確立し、米国宇宙軍事用途に販路を見出す。その後、日本が高度経済成長期にコンシューマーへの拡販に成功。同時期に半導体組立のアジア圏へのオフショアが開始、現在の複雑な供給網の礎となる。日本バブル崩壊と同時期にインテルのCPU事業への転換、マイクロン創業、EDAによるファブレス創出と米国が再興。エヌビディア、クアルコム、アームの成り立ちを学べた。現在の米中対立の核はファウンドリー。特にTSMC、ASMLの存在感は圧倒的。2024/03/07

まちゃ

88
原油を超える世界最重要資源となった半導体を巡る攻防の現代史。私たちの生活に関連するCOVID-19による半導体サプライチェーンの混乱や米中対立の側面についても理解することができました。大変興味深い内容でした。/現代の戦争は半導体を基盤とした精密誘導兵器が戦果を左右する。最先端プロセスでチップ製造できる企業は、TSMC、インテル、サムスンのみ。最先端ファブの多くが東アジアにある。日本がTSMCの新工場に補助金を拠出するのは、サプライチェーンの中で日本が競争力を持つ分野を保護するため。2023/05/01

よしたけ

67
半導体の歴史と現状を語りつくした一冊。戦後、米国の日本の経済復興支援、及び高度経済成長期における無尽蔵の銀行融資により、本邦企業が薄利多売の戦略で市場支配するが、米国の政治戦略と商才に恵まれた台湾企業化により、構図は大きく変化していった。中国は電子機器の米依存に悩まされ続け、近年は合法・非合法の技術剽窃によってファーウェイなどの巨大企業を育成してきた。ただ、半導体ファンドリ(チップ製造)は、多くが台湾、一部が米国に集中する構図が続いている。半導体市場は間違いなく世界経済・地政学を読み解くカギだと再確認。2023/05/22

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