七丁目 虫が、ぶうん

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七丁目 虫が、ぶうん

  • ISBN:9784035394709

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内容説明

円山夢久、石川宏千花、廣嶋玲子、みおちづる、山本弘、五人の児童文学作家による奇妙な話のアンソロジー。夜中、のどがかわいて目がさめた。「あれ? お父さん、なにしてんの」キッチンにいるお父さんのようすがおかしい。子どものように、ぼくの顔をじっとみつめている。すると、お父さんの首すじから、小さな虫のようなものが落ちた……。「虫が、ぶうん」ほか、全5編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴょこたん

12
結構ありがちなテーマのがそろっていたが、なかなか楽しめた。特に廣島玲子さんとト学会の山本弘さんの後味の悪さは良いw 2014/06/18

アルカリオン

10
円山夢久「スキップ!」はパンチがきいていて良い。映像化にも向いていそう。2021/08/22

りちゃ

8
悪意のある怖さ。今作は、ちょっとハードだと思っていたところに、心温まる話。で、うわっ、そう来るかといったラストの話。楽しかった。息子推薦本。2018/03/23

びすけっと

8
2014年3月刊。同名一丁目つながり。私はこれくらいでも、充分に怖い! 夜思い出したらどうしましょう>_< そ、それでもですよ、このシリーズを読んでみようと思ってしまうのですから、「怖いもの」はおもしろいのかも知れません。あー、怖かった〜2014/05/17

2
石川宏千花先生の作品が読みたくて読むオムニバスその6。全体的に強烈。一発目の窓山夢久先生の『スキップ!』がまず強烈。救いようがない寓話って感じ。『虫が、ぶうん』と山本弘先生の『あきちゃった』は一人の人間では解決出来ない大いなる存在に翻弄される怖さでこれもまた恐ろしい。一方で広嶋玲子先生の『白い部屋』も酷い話なんだけれども、でもどこか希望がある。そしてみおちづる先生の『ツインテールの天使』はお約束だけれども、どこか心が温まるハッピーエンドで素敵ですね。このシリーズでも強烈な巻なのかな?短くも濃い本です。2021/01/24

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