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内容説明
炸裂した卵の殻が“力”の解決策になると考え、ひとりで研究を始めたルイ。そんな中、無差別殺人を行うホセ・マリアが再び現れ、遂に大統領までもが犠牲に。混乱は加速し、崩壊していく国家…。果たして、謎に包まれたホセ・マリアの正体とは――!? そして人類を恐怖に陥れた、“宇宙の卵”の仕組みが明らかになる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
51
若くて荒削りも荒削りなんだけれども、熱量あり!ブラックホール的なもの(ダークマター的な?)を扱っていたから想定は出来たけれど〈未来を覗く〉という行為が“希望”を映した。ルイもアンヘルも垣間見た未来に笑顔を遺す。ちょっと微笑めるくらいの希望。未来へ生きる者たちへの暖かい気持ち。それが描きたかったのかな、それなら大成功だ。未来は誰かに引き継がれた。2023/02/03
Ex libris 毒餃子
10
ヒューマンドラマ系SFだった。人間讃歌!2023/02/05
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
4
うあ…なんか感動しちゃった。 なんかね、ちょっとね、亜人に似てるんだよね。 そして同じようなことを思うのだけど、 何かの拍子に箱が開いてしまったり、 悪用のために箱を狙う者が出てきたり、 それを巡る狂気はまだ終わってないのではないかという不安が心の片隅に残る。 そんな想像も含めて面白かったです。 それはそうとイムノの将来が楽しみ。2023/02/18
なさぎ
3
コンパクトにまとまってて、短編SF小説みたいな味。「粒」であることを嫌悪したホセ・マリアが、「粒」をより集める超能力の虜になっているのは皮肉が効いてる。淡々としたラストも、全ては「事象」に過ぎない、という事なのだろうか。——欲を言えば、元々学の無かったルイが、どうして短期間にあれだけの学習が可能になったのかという動機に、もう少し説得力が欲しかったような気もする。ただそうなってくると画力やコマ割りの問題な気もするので、本作までの絵の練習期間が6ヶ月らしいことを踏まえると、次作を楽しみに待ちたい。2023/08/01
ぴよ(toyoneko)
1
嫌いでは無いが、sfとしては理屈っぽさが足りない2023/10/03