スターツ出版文庫 龍神と許嫁の赤い花印二～神々のための町～【電子限定SS付き】

著者名：クレハ/白谷ゆう

スターツ出版（2022/12発売）

• ISBN：9784813713722

内容説明

龍神の王である波琉の伴侶として認められたミト。村の一族から虐げられていた牢獄のような日々から抜け出して早三日、龍花の町で波琉の腕の中、ミトは幸せに包まれていた。ミトは龍花の町の学校に入学し、憧れの高校生活を夢見ていたけれど・・・。学校では花印を持つ皐月や、ありすの登場で、ミトの身に怪しい影が近づき――。「ミトの大事なものは全部守るよ」と颯爽と波琉が現れて・・・!?　シリーズ累計100万部突破の『鬼の花嫁』著者の最新作和風ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

龍神達の住む街で暮らす事をなったミトと家族。なんとまぁあざとい手のひら返しの日々を書かれたクレハさん。人が傲慢になるのはその環境と周りに侍ったりおもねたりする人が存在するからなんでしょうね。皐月さんだって昔はいい娘だったのでしょう。ミトもその可能性が無いとも言えない。激アマ波留さんがいるからねぇ。それに波留さん焼きもち焼きだからお世話係の千歳君を邪推しないかなぁ。どうやら１・２巻KUで読ませて頂きましたがまだ続きそう・・。楽しみありちょっと心配ありで続きを待ちましょう

2023/09/22

[こも 旧柏バカ一代]

村から解放されて、学校に通うようになる。村から犬、猫、スズメが付いてきた。そのお陰で学校で彼女をいじめていた花印を持つ生徒を空爆出来た。そう、学校に行ったら彼女はいじめを受けてしまった。それを知った龍神は怒り、街に雷が落ちる。その後、いじめをしていた女子生徒は相手の龍神に愛想を尽かされて龍神が去ってしまった。後ろ盾の無くなった女子生徒が今度はいじめを受けるようになる。それを側から見てる主人公は、やり過ぎだと攻撃してる側を諌めるが、、誰も彼女の言うことを聞かない。

2024/07/07

[よっしー]

龍神達の住む街での生活を書いた一冊です。今までの虐げられて肩身の狭い思いから一転、かなりの厚待遇となりました。とはいえ、学校に行くと印を持つ者の中でもランク付けがあり…。波琉の権威を借りずに解決したいミトの気持ちは立派ですが、これから先はそうも言ってられない状況も出てきそうですね。少しきな臭い雰囲気も漂っていて、平穏な生活はまだまだ送れそうに無いですね。

2023/09/05

[はる]

今まで出来なかった事を経験していくのは微笑ましく思いながら読みましたが、学校は理想とはかけ離れてたようですね。しかも、その裏には何かありそうな予感。まだまだ物騒な騒動は続きそうです。そして、星奈一族の過去に何があったのか気になるところです。

2023/01/09

[mariann]

2巻目。龍神のために作られた街に移住したミト達家族。初めてのスーパーマーケット、美容室、そして通学。校内の派閥を巡って龍神たちがどうやこうやとめっちゃちっさい展開。なんやら最後にきな臭い雰囲気も纏わせて続くー。な展開だけどミトの言葉の足りなさになんかモヤモヤ。報連相は漏らすことなくキッチリと〜。

2023/08/13