内容説明
無事、アンデルデズン魔導学院幼等部への入学を果たしたシャノンは、友人となったアナスタシアと共に子供だけのピクニックへ。心配で居ても立ってもいられないアインがシャノンへ連絡を取ろうとするが【魔音通話】は一向に通じない。
共に娘を案じるアナスタシアの父親・【鉱聖】アウグストと共にシャノン達の足取りを追うアインとギーチェ。彼らがたどり着いた先は、【魔石病】と呼ばれる病が蔓延し、聖軍により封鎖された村・ディグセーヌ村落。そこでアイン達を待ち受けていたのは、禁呪魔導組織【白樹】のメンバー――!? 『魔王学院』著者が贈る痛快魔法学ファンタジー第二弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
ピクニックの途中で誘拐されたシャノン達を救うため、黒幕組織の工房で死闘を繰り広げた先、ジョージの再びの嫌がらせが来る今巻。―――大切なことはいつも側に。始まりは閃きから。 シャノンに秘められた秘密の一端が明かされると共に、アイン達にも劣らぬ強敵が出現したりする世界が更に太くなり、本格的に歩き出す巻である。少しずつアインの魔法が広がりだす中、対照的に堕ちる者もいて。果たしてこの先、どんな展開が待つのか。アインは更なる魔導の境地に辿り着いて、シャノンを守りきる事が出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/01/11