内容説明
日本と世界のアイスダンス界。その現在地。
2020年に高橋大輔が転向して以来、フィギュアスケートのなかでもアイスダンスという競技に光が当たり始めた。
アイスダンスは「氷上の社交ダンス」とも呼ばれるが、世界的にはシングル競技と同じくらいの人気を得ている。
練習拠点の少なさやカップル競技ならではの難しさなど、アイスダンスをめぐる状況は厳しいものの、日本のアイスダンサーたちの試行錯誤と挑戦のうえに現在の道がある。
五輪出場を果たした歴代の日本の選手たちの証言はもちろん、世界で絶賛された名プログラム解説、日本と世界のアイスダンス界の実情や問題点を細やかに描く!
目次
序章 モンペリエ
第一章 青の時代
第二章 リード姉弟
第三章 ルールを少し
第四章 伝説
第五章 扉がひらく
第六章 道は続いている
終章 ラ・バヤデール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
21
宇都宮さんの氷上を見つめる目は暖かく優しい。大ちゃんが居ることで吹き込まれた息吹。今シーズンのアイスダンスは6ペアが全日本を戦った。芽は確実に育って来ている。2023/01/31
ときわ
10
最近では人気が高まっているような感じもあるフィギュアスケート。でもサッカーやマラソンなどメジャーな競技に比べれば競技者もファンも圧倒的に少ない。その中でもカップル競技はさらにマイナー。カップル競技はペアとアイスダンスがあるが、これはアイスダンスに特化した本だ。日本の練習環境の貧弱さ。そういう中でアイスダンスがやりたくて頑張ってきた人たちのこと。その大変さ。頭が下がる。リードきょうだいのことがたくさん書かれている。クリスのことを思い出し悲しかった。高橋大輔はアイスダンスの救世主になれるか!応援したい。2023/01/28
月華
3
図書館 2022年12月発行。図書館で見て借りてきました。ペアをやりたくて海外に行かれた方は知っていましたが、アイスダンスをやりたくて海外に行かれた方がいたのは初めて知りました。タチアナさんへのインタビューも色々書かれていました。2024/01/20
Melody_Nelson
3
友達から借りた本。フィギュアスケートでも、アイスダンスに特化して書かれている本は稀有なので貴重だが、筆者の独特な文体は(相変わらず)馴染めず、内容はさほど濃くない。キャシーリードが亡くなった弟を語るところは涙。2023/02/26
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