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内容説明
多くの優秀な部将を抱えたことで有名な徳川家臣団。そのなかでも側近として家康に仕え、江戸幕府の樹立に功績を残した酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政の四天王に、服部半蔵・渡辺守綱など12人を加えた部将たちは「徳川十六将」と呼ばれ、絵画にも描かれてきた。彼らはどんな人物だったのか。従来のイメージを覆す逸話を紹介しながら、「戦国最強家臣団」の実像に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
20
後半の徳川十六将の事績では各人の事績というかキャラ立ちが分かりやすかった。大河ドラマにも出て家康よりも長生きした渡辺守綱が後世に語られる徳川十六将の人選に関わった可能性がある考察(原初の十六将は守綱が属した尾張藩関係者や守綱個人との関係が強い人物がいくらかいた)も面白い。2024/01/01
takka@乱読
12
今年の大河ドラマの主役が徳川家康ということで、家康関連の著書が大量に出版される中、自分は「徳川十六将」についてまとめられたこの本を選んだ。理由は家康が出陣した合戦などは大体知っているが、臣下のことはそれほど知らなかったからだ。実際ゲームでは本多忠勝がフィーチャーされているが、実質徳川家のNo.2は酒井忠次であるということや、徳川十六将のうち数人間違えられている人がいたり、渡辺守綱がキーマンであったり、知らないことがたくさんあり勉強になった。2023/03/15
ジュンジュン
10
時代が戦乱から太平の世に移り行く中、その担い手もまた武功派から官僚型へ比重が移っていく。そんな時、幕府開闢の功臣を顕彰するように「徳川十六将図」が描かれる。四天王を含む誰もが認める武将から、あなた誰?まで、なぜこの16人なのか?検証していく。謎解きのカギは”槍の半蔵”。槍の使い道がなくなった平和な時代、集団肖像画に込めた彼の思いは如何ばかりか…。2023/03/20
onepei
4
松平諸家の話が興味深い2023/01/22
うなぎイヌ
0
★★★☆☆2023/09/28