ハヤカワ文庫NF<br> スケール 上 万物を支配する「大きさ」の法則

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ハヤカワ文庫NF
スケール 上 万物を支配する「大きさ」の法則

  • ISBN:9784150505967

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内容説明

生物の寿命はどのように決まるのか。都市はなぜ成長し続けることができるのか。物理学者が、生命、都市、経済を貫く法則を明かす

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

glaciers courtesy

6
最初は生物学を物理学的に、つまり数学的に記述するというお話だ。生物が多様な変動要因を持つ複雑系だとしても、生物の大きさと代謝効率など、数式でおおよその記述が出来るものがあることに気付かされる。そして、人間のエネルギー消費はアメリカなどでは、人間の都市以外に住む通常の消費カロリーの100倍以上と言われ、今さらながら驚く。エネルギー消費で考えると、人口は2,000億人分のエネルギーを消費しているのだ。そして、人類の都市化と人口増加は指数関数的に進行している。我々は危機にあることをもう少し自覚すべきなのだろう。2023/04/02

ONE_shoT_

2
生命・組織・企業・都市・経済の成長と限界はすべて同じ統一原理「スケーリング則」で説明できるとした一冊。帯に「哺乳類の大きさが2倍になると、心拍数は25%減り、寿命は25%延びる」とあるように、様々な生物の成長・寿命が同じ法則で説明できることが興味深かった。下巻は生物に留まらず、組織・企業・都市にまで同様の法則が当てはまることを見るようなので楽しみ。2023/03/18

tetekoguma

1
べき乗則など生命体論の基礎となるスケール則の入門書。 昔、『ゾウの時間 ネズミの時間』がベストセラーになりましたがその続編とも言える内容です。例えば、体積と表面積が生命にとって重要な変数だとして、体の大きさが大きくなれば両者の比が変わるので、生命にとって重要な条件が体のサイズによって変わるというのは理屈ではわかるのですが直感には反するような気がします。でも生命はそのように進化してきたということかもしれませんね・・・この世の不思議に迫る本。2024/07/11

十一

1
規模の数理で森羅万象を読み解く2023/04/30

samandabadra

0
第3章 特に最後の方のフラクタルに関する研究に非常に面白いものを感じた。研究者としてルイス・リチャードソンと、その考え方を敷衍させてフラクタルという考えをひねり出したマンデルブロはすごいなと2023/09/14

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