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内容説明
怒りの渦中にこそ
新しい対話が生まれる
旧ソ連諸国の民族紛争、日本企業におけるジェンダー格差、職場の人間関係……。
自分と相手の奥底にある感情に耳を傾け、あらゆる対立の場に変容をもたらす「ワールドワーク」の実践書。
世界のリーダー／ファシリテーターから支持される名著、完訳復刊！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オフィス助け舟
9
「エルダー」「エッジ」「ランク」「ゴースト」「スピリット」などプロセスワーク、ワールドワーク独特の概念を掴むことから始まる。ただ主張には同意できる。革命、と呼ばれるような大きな課題に対して当事者たちの意識と行動を変えるためには、無意識下にある偏見やバイアスに気づくこと、それが「アウェアネス」であると。社会的・政治的に優位な立場＝「高いランク」の人が、無意識から意識的にならないといけない。そこから相互理解は生まれる。その過程では「対立の炎」が吹きあがるが、解決のためにその炎から逃げずにとどまる必要がある。2023/12/04
okhiroyuki
2
多くの対話では、感情的なやりとりは控えるということを課し、穏やかな議論を進めることが多いが、ときとして、あえてそこから踏み出し、波紋を呼びかける行為をやったり、見かけたりする。本書を読むと、その感情的なエネルギーこそが、コミュニティの持っていた問題をあぶり出し、本質的な議論に導くものになると書いている。その時その場をうまく立ち回るなのは、リーダーではなく、エルダーであり、エルダーとしての振る舞いはファシリテーターには必須の技能となる。対話の場に出る人には、多くのことが学べる。良書2023/03/25
にゃんきち
2
★★★★★ 自身のランクが持つパワーに自覚を持つこと。 自分の復讐心をなだめ、相手の復讐心を惹起させないように気をつけること。 対立の炎と向き合い、新しい関係性の萌芽を諦めないこと。2023/02/13
ずみさん♪
1
枯れ木、ランクに気づく 炎にとどまり続ける2023/03/26
