内容説明
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本書ははじめてラテン語を学びたい人、もう一度ラテン語の基礎からきちんと学習したい人の本格的な入門書です。文字から発音、そして初級レベルの文法事項をできるだけ丁寧にわかりやすく解説しました。この初級の文法理解がラテン語学習の核になります。文法解説と練習問題でラテン語の仕組みを自然に会得できるようになっています。また本書では味わい深い例文を500とりあげました。この例文読解をとおしてラテン語の世界を十分堪能できます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ティス@考える豚
4
羅語ってどんなもんかと思い読んだ。やっぱり西、仏、伊語と似てるのね。アクセントと発音規則だけ真面目にやって後は軽く流した。耳で聞かないから自分で発音しても正確かわからないけど単語の音読はそこそこ楽しかった。単語『duco(導く)ヅコ』はガルパンに登場する言葉『ドゥーチェ(伊語;指導者)』の元なんだなとか、『bonus(よい)ボヌス』は『ボーナス』かなとかイロイロ考えた。ゲルマン語派の英語とも似てる羅語もあって影響力の強さを感じた。2016/02/22
hryk
3
独習用のラテン語の教科書としては最良の書だと思う。この分量で学ぶべきことがほぼ揃ってるうえに例文と練習問題すべてに丁寧な解説がある。巻末に活用のまとめがないのは読者に自分で作成することを促す著者の教育的配慮と見た。11章で接続法が畳み掛けるようにでてくるので、そこで混乱しないためにも、それまでをごまかさずにちゃんと学習することが必要。次は『しっかり学ぶ初級ギリシア語』の登場が待ち望まれる。2015/11/24
toiwata
2
a) <<欧州の伝統的ラテン語教育のスタイルは、文法を学び、構文を分析し、辞書を引きながら丹念に原典を読み解くというもの>> p.3 b) <<(1) 変化表を暗記し、(2) 例文の文法的説明を理解し、(3) 日本語訳から元の例文が再現できるまで練習を繰り返す>> p.4 c) 人の性状は古今東西それほど変わらない。 <> p.2202016/07/12
木倉兵馬
1
第一印象は「かなりいい」でした。というのも、大学時代に一応ラテン語は習ったのですけれども、その時の教科書は小型でやや扱いづらいものだったため、苦手意識がついてしまったのでした……。しかしラテン語はラテン語、難しくはあります。(変化形を覚えるのとか)そのため、再読、再々読としていきたいところです。2022/01/27
絵美
0
途中 2019/02/26