内容説明
追い詰められると、人は攻撃的になる / 自分の足りない部分を他人で埋めようとしない / 世の中で一番怖いのは、1つの価値観だけが正しいと信じること / 生きるのは、山登りとは違うの。そこに山があっても、登らなくてもいい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
34
考え過ぎず、自分の気持ちに自由に生きようというところか。先日You Tubeで、精神科医に自殺が多いと知った、人の悩みを聞くプロでさえ、暗黒面に引きずり込まれてしまうのか。それが素人であればなおさら・マイナスの言葉を使うのは控えよう。またあるYou Tubeでは、ポジティブな人に『なぜマイナスの言葉を使わないのか?』聞いたところ、『誰も得しないから』ウ~ンいいトコ突いてる。2023/07/05
ロクシェ
14
評価【○】オネエキャラの精神科医・Tomy氏による自己啓発系小説。図書館の新刊でたまたま見かけて興味を持ったのですが、Twitterフォロワーが38万超えの人気のある方みたいですね。さまざまな悩みを抱えた登場人物がある日、人通りの少ない雑居ビルにある「Tomyの相談室」にふらりと迷い込む。そこで相談者は彼から今の状況にぴったりな言葉が書かれたカードをプレゼントされ、その言葉をもとに自分の力で未来を切り開いていくという物語になっています。本書は続編らしいので、前作『心の荷物の手放し方』も読んでみたいですね。2023/02/16
たっきー
11
タイトルをみて、考え方、心のもち方についてのヒントを得られるかと思って読んでみた。そういった要素だけでまとめられている本ではなく、8つのストーリーのなかで1つのヒントだったので、物足りなさを感じた。「生きるのは、山登りとは違う〜そこに山があっても、登らなくてもいい。〜楽しそうな生き方でいい。」が私には1番必要な考え方かと思った。2023/04/09
Junya Akiba
5
考え方次第で気分も変わるし落ち着ける。心の中でつっかえているものを取り除くのは難しい。柔軟な価値観を持ち、人に期待せず押し付けず、、、分かっちゃいるけどなかなか出来ないことですね。本書に出てくるカードのように言葉にしてくれるとよく考えられるし、すっと納得できるのかも知れない。心温まる8つの物語でした。2023/08/15
riemik
3
こっちは後作なんですね。 今、友達に距離を置かれてて、メンタルが弱っていて、なんとか修復したいと思う反面、あることないことを私のせいにされて傷つき、修復しない方が自分のためなのか、その執着や依存から解放される手がかりになるかと手に取りました。 先が見えないときは先を見ないが1番ささりました。自分としては先が見えないので、じゃあ、先を見ず、山登りはせず毎日を大切に生きることを優先してみようかなと思えました。サラッと読める一冊でした。2023/05/25