内容説明
学園の冒険科に入り、新入生として規格外の活躍を続けていく神崎玲人。デスゲームであった新世代VRMMO『アストラルボーダー』での経験は、現実にも出現するようになった魔物をものともしない力を彼に与えていた。そんな玲人は、そのゲームの世界から脱出できなかった仲間たちを救う手がかりを探す中、パートナーの雪理や恋詠たちとともに学園対抗の交流戦に出場することになる。 しかし、特異領域で行われる実戦さながらの試合中、想定外の事態が起こってしまう!! 突如として領域内に魔人が出現したのであった!! そして、その魔人の目的は『神崎玲人を倒すこと』であり――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
学園対抗の交流戦に出る事になり、日常を過ごしながら訓練に励む中、かつての仲間に酷似した魔人が襲来する今巻。―――彼方の魔神は因子を狙い、かつての友は魔に堕ちて。 前巻では少なかった日常描写多めの中で玲人が周りのレベルアップにも協力する中、敵の首魁が非道な敵を送り込んでくる巻であり、仲間の行方の一端が明かされる事で悲しき対決の予感が立ち込める巻である。果たして魔神が狙う因子とは何か。魔に堕ちたかつての友を、本当に救うことは出来るのか。そしてあのゲームから地続きのこの世界は何か。 次巻も勿論楽しみである。2022/12/01
Junta
0
★★★★★ 再読。交流戦に向けて、準備と交流戦。主人公が突出しているのはわかるが、できることもよくわからない。仲間も含めて、一度、能力の整理したいところ。2023/08/28
