内容説明
新装版で再登場!
亢徳、俊角兄弟の不遇な生い立ち。兄弟を襲った過酷な運命とは?
内戦の続く倶東国で、9歳の亢徳、俊角兄弟 <後の亢宿、角宿> は両親を亡くし、遠縁の家に身を寄せた。家の者の冷たい扱いに兄は、か弱い弟を庇いながら不遇の3年を過ごす。兄弟が12歳のある夜、俊角が目覚めると亢徳の姿がない。兄に捨てられたと絶望する俊角は、乱暴者となり、打倒心宿を目指すゲリラ「婆沙羅」に売られた。俊角は兄への憎悪を募らせつつ流星錐の技に磨きをかける。一報、青龍の巫女を探そうと家を出た亢徳は、流星を見た夜、嫌な予感がして遠縁の家に戻るが・・・。笛を吹きつつ、今度は弟探しの旅が始まる。そして、この不幸な兄弟を、更なる過酷な運命が待ち受けていた・・・!?
※この作品はXMDF版として配信していた『ふしぎ遊戯 流星伝』のePUB版です。
底本と同じクオリティの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和夜
8
≪再読≫それぞれ悲しい過去や辛い過去があるけれどこの双子は特に悲しい運命だったと思います。せっかく色々な事を乗り越えて再会できたのに一緒にいられたのはほんの一瞬だなんて。本編でもこの子たちの話は切なかったのにこれを読んで更に胸が締め付けられました。あの…個人的には亢宿派です(笑)2016/08/22
ぽてぽて
4
【サイクル便】物語上は仕方のない事だけれども、本当に星の運命に翻弄され犠牲になった双星の清龍七星士。心宿の暗黒面がまぁ際立つこと際立つこと、出立前に唯ちゃんと話が出来て、説得していればあんな展開にはならずに、皆で心宿を倒そーゼィ!な展開になっただろうに‥ 春楽が一途で、房宿のお色気が利かないなんてオカマ最強!!玄武伝も買っちゃおうかな‥(●´ω`●)2015/03/23
ピカリ
2
双子大好き!兄弟愛イイですね。切なくなりました。
まき
1
実家の本整理にて。双子の話が外伝になるなんて。嬉しかったです。それにしても唯は本当にいい人だと思う。
punto
0
追記。2009/03/01