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内容説明
▼第32話/記憶の傷跡の巻▼第33話/勝者、賢者、生者の巻▼第34話/神の選択の巻▼第35話/応答せよゲジヒトの巻▼第36話/憎悪の追跡の巻▼第37話/悲しき訪問者の巻▼第38話/60億の混沌の巻▼第39話/獄中の王の巻●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)●あらすじ/アドルフ・ハースの護衛任務中であるゲジヒトは、セーフハウスへの護送中、彼から「俺の兄貴を殺したお前は、人殺しの機械だ」と罵られる。セーフハウスへアドルフをひとり残し、“人工知能矯正キャンプ”へやってきたゲジヒトは、そこであやふやだった「人を殺した」記憶を確かめようとするのだが…(第32話)。●本巻の特徴/闘神VS冥界の王!! ロボット同士の“殺し合い”の行方は果たして? 一方、アドルフ・ハースの護衛任務を遂行中のゲジヒトもまた、反ロボット教団の襲撃に遭い…!?●その他の登場人物/ブランド(トルコの格闘ロボットで、ヨーロッパ・チャンピオン)、ヘラクレス(ギリシアの格闘ロボットで、世界チャンピオン)、お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)※この作品は2004年~2009年に刊行された『PLUTO』全8巻をカラー完全再録の上、再編集したデジタル特別版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
43
ゲジヒトは高性能ロボットながら「憎しみ」を持つようになった。ここまでくると人間トロポットの違いは何かという問いを突きつけられているような気がする。一方、アトムは修理を施されるが、目覚めない。天満博士によれば複雑な感情を持たせるとロボットは目覚めなくなるらしい。したがって悲しみや怒りなどの感情を注入する必要があるらしい。ここでも人間トロポットの違いは何かを問いかけてくる。最後にゲジヒトが刑務所に収容されているダリウス14世からプルートゥの手がかりが得られそうになって次巻に続く。2024/03/05
眠る山猫屋
42
ヘラクレスの死闘、ゲジヒトの克服、そして目覚めないアトム。なかでもゲジヒトが己の憎悪と向き合い克己するまでの過程が哀切。人のように感情に目覚め、共感する心を得たロボットたちは何処へ向かうのだろう…2012/10/14
カムイ
26
ダリウス14世だって自国の平和を願っていたはず❓️民主主義って虚像なのか⁉️2021/12/30
陸抗
24
天馬博士、なんであんな感情をロボットに残したのか、なんでアトムにあんな言葉をかけるのか。子供を無くした悲しみを、アトムにぶつけるのは違うと思う。2020/04/27
Hammer.w
23
シーモアでデジタルVerを購入して再読。ゲジヒトのメモリーチップを交換して、涙を流したアトムの意味が他のロボットの意味がやっと理解できた。2023/04/17