- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
▼第16話/ウランの巻▼第17話/機械に死を!!の巻▼第18話/ゼロニウムの巻▼第19話/エプシロンの巻▼第20話/ロボット嫌いの巻▼第21話/ウランの捜し物の巻▼第22話/プルートゥの巻▼第23話/彷徨(さまよ)える魂の巻●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)●あらすじ/トラックで輸送中に逃げ出した猛獣から、少年を助け出したウラン。彼女は、どうやら他者の恐怖心を敏感に感じ取る特殊能力を持っているらしい。一方、妹・ウランを迎えに警視庁を訪れた兄・アトムは、出入り口のゲートですれ違ったひとりの人間から、何やら異質な感覚を感じ取っていた…(第16話)。その他の登場人物/ブランド(トルコの格闘ロボットで、ヨーロッパ・チャンピオン)、ヘラクレス(ギリシアの格闘ロボットで、世界チャンピオン)、お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)※この作品は2004年~2009年に刊行された『PLUTO』全8巻をカラー完全再録の上、再編集したデジタル特別版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
54
【ロボットは、人間を傷つけたり殺したりできない】面白さに拍車が掛かるワクワクドキドキの3巻。カバーも口絵もウランちゃんで、巻末は夏目房之介。ラストで、ついに冥界の破壊神・プルートゥ登場! 因みにPlutoとは、ローマ神話において冥府を司る神の意。浦沢版・エプシロンもナイス! 夏目:<年齢も背景知識も異なる読者が、それぞれのマンガ的リテラシーに応じて読めるようになってる。高度なコラージュとしてのオマージュと、浦沢的主題(人は感情や人格を外部から作られてるんじゃないか、とかね)が多層的にカクテルされている>。2023/05/04
南北
44
事件の黒幕らしき人物も登場して、さらにおもしろくなってきた。KKKを想起させるロボット排斥運動や中東での戦争など現在にもつながる話を絡めながら物語が進んでいく。手塚治虫の作品を元にしているが、きちんと浦沢作品になっているのが素晴らしいと思う。原作へのリスペクトが感じられる作品だ。2024/02/28
眠る山猫屋
40
ウラン登場。ひっかかまわしキャラだな。 そしてヘラクレスとエプシロン。エプシロンの悲しげな伏せた瞳が印象的。浦沢さん作品の死亡フラグのような…(苦笑)オリジナルを知っているだけにフラグとか言ってる場合でもないけど。2012/10/11
シグマ
31
エプシロン登場。めちゃイケメンじゃないか…エプシロン。そのせいですぐ消えそう感ビンビンで辛い。ロボットによる大量生産が原因でリストラ→ロボット嫌い、の件は今もすぐそこにある問題ですよね。憎まれる存在になっているロボットってすごく人間的で、どこか魂を感じてしまう。「人間に近づきすぎるとよくないことが起る」…それはプルートゥでもありアトムたちでもあり。2014/01/15
カムイ
27
コンクリート壁の花畑にウランの涙が一番印象に残った❗️2021/12/30