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内容説明
YA!の旗手が織りなす、新しいファンタジー! 妖怪と共に暮らす島で、記憶から消された初恋相手を探す!?
三津には、胸の死角が二つある。胸にぽかんと空いたすき間があり、自我がぐらついている原因は、7年間に抱いた初恋のせい――。
父の海外赴任に伴い、場家之島に住む大叔母の元で暮らすことになったその日から、三津は神と妖怪も混在する不思議な世界で、初恋相手を探すことになる。妖怪と人間社会の秩序を守るため、当主の血を引く三津は、しかるべき相手への初恋を成就させなければならない。
可能性のある人物は、5人。それぞれすべて一筋縄ではいかない、魅力的で独特な性格を持つ。
かっこよくて頼りがいのある大天狗、ため息が大好きな置物のたぬき、先読みができる姫、影のように寄り添い支えてくれる男など、ときめく人物がたくさん登場して、ストーリーを鮮やかに彩ります!
日本児童文学者協会賞受賞作家が書く、爽やかなファンタジー! コクリコにて連載中!
著者紹介
石川宏千花
『ユリエルとグレン』で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。おもな作品に「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ1号店」シリーズ、『メイド イン 十四歳』(以上、講談社)、『墓守りのレオ』(小学館)など。「少年Nの長い長い旅」(YA! ENTARTAINMENT)と「少年Nのいない世界」(講談社タイガ)両シリーズを同時刊行して話題となった。『拝啓 パンクスノットデッドさま』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞を受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
62
YAファンタジー。ひとりで母の実家の「場家之島」(ばけのしま)行くことになった淡島三津(あわしまみつ)は、その島が妖怪の住む島であることに驚く。大伯母の江場小巻は旅館《御殿乃郷》を営み、島の当主として尊敬されていた。「江場家のお嬢様」として迎え入れられた三津は、6年前の記憶を無くしていた。6年前に「初恋」をして魂の半分をその相手に預けてしまった三津は、とても不安定な状態らしい。もし初恋の相手が人間でなく、妖怪や神だった場合、やばい妖怪の封印が解けるという。三津の初恋の行方は?▽続巻待ち2022/10/31
イカまりこ
8
めっちゃ面白い!人と妖怪が共存する島に1人やってきた三津。6年前の初恋の相手を探さないと島に災いが。お相手は5人の誰か。しかも三つ巴の意味は人と神と妖怪だから。設定が盛りだくさん。混乱する部分はあるけど主人公・三津も初恋の記憶を無くしてて読者と同じ立場なので、一緒に探していく感じ。魂が半分漂ってる三津の状況は特殊だけど、生きにくさを抱えてる現代人全てが同じく当てはまることだと思う。初恋相手を探す三津の決断に納得と拍手。今の自分で生きるってテーマが大好き。自分の恋を犠牲にした初代娘の生き方もとても気になる。2023/06/17
史
6
読書メーター一の石川宏千花先生信者を自称し自負しております。そんな先生の最新作は、やはり目が冴える内容。少女が失った記憶や血統に翻弄されある種の呪縛を受ける中で、しかし強かに、そして前向きに生きていく。妖怪や宿命というファンタジーがある中で、それがなくても背負うモノがあるというリアリティも中々味わい深い。そしてなによりも諸々のロマンス。覚悟と決断の先に起こる先の未来は一体どうなるのか。果たして主人公三津は選ぶのかなそれとも選ばれるのか。今後も必見です。面白かった!2022/11/13
奏
5
登場人物も多くて、物語の設定も複雑で、あれ?誰だったかなといったりきたりしながらも、作り込まれた世界にぐいっと引っ張りこまれる。シリーズの始まり、これからどんな展開になるのか楽しみ。2023/07/31
ひなた*ぼっこ
3
どんなお話か全然想像できないままに読んだ。宏千花さんは恋愛ものあまり得意ではないよね。いわゆるきゃぴきゃぴしてない子たちのお話なので。この展開で2巻あるの不思議。2023/12/01




