内容説明
“台湾のダン・ブラウン”の近未来スリラー
2043年、ブドウを死滅させるウイルスが拡散を開始した。パンデミックが起きればワイン産業は死滅する。台湾発SFスリラー登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mc6ρ助
12
これもある意味とんでもSFかも知れないワイン絶滅・陰謀・蘊蓄小説。ワインの銘柄なんてとんとわからぬ下戸の爺さまには蘊蓄の10%も響かないのがもったいないけれど、この世界を我が物顔に扱う秘密結社の爺さんたちがワイン業界を支配するつもりが一人の天才に右往左往させられる姿を見るのは痛快ではあったことよ。酒に強くて女性にモテる主人公に共感できないのは爺さまの僻目のせいに違いない。2022/12/05
みさこ
1
読み切ったが疲れた。そしてやっぱりもやもやが残る…2023/04/07
たこい☆きよし
1
SFファン向けに一言で言えば「秘密に鰐について」ならぬ「秘密のワインについて」だった(笑)。一般読者向けには、ソムリエレベルのワイン知識をバックグラウンドにした『神の雫』+『ダヴィンチコード』という方がわかりやすいかもしれない。とはいえ、ワインを愛するあまりビールをディスるのは、ビール屋的には、ちょっとなんだかなあ…(笑)。あと、著者も解説者も分析化学と感性科学的にはやや楽観的だ。その点は香気研究者としてちょっともやっとした。いろいろあるけど、ワイン蘊蓄のディティールを楽しむ近未来小説として楽しく読めた。2023/04/05
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