内容説明
家庭や学校など何気ない生活の中で無意識のうちにつくられるジェンダー意識について、身近な例をあげながらわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
367(家族問題、男性・女性問題、老人問題)図書館本。大和書房2022年10月5日発行。指定教科書にあったので読んでみた。わかりやすいジェンダー論入門。後半のノリでジェンダー棒を振り回されると、公平性とは何かについての議論がすごく曖昧なまま「あれはだめ」「これはいい」というジャッジが行われているよね。議題について厳密に精査せずに「性差」に基づくジャッジ=ジェンダー論となるとまずいのでは?これが健全に運用されるようには感じられない。自分は男らしくない男性だけれども、「だから何?」と共存できる?2025/03/17
yukiko-i
3
ジェンダーに関する課題について、高校生目線で対話形式で書かれているので、とてもわかりやすく勉強になりました。2023/03/19
らんだばー
1
10代向けなのか言葉が柔らかく、読みやすかった。 スラスラ読める中、内容は深く考えさせられるものであるので、本が苦手な人にも読んで欲しい。2024/12/11
やまふじ
1
中高生でも理解できるジェンダー問題の本を探して本書にたどりついた。1898年に制定された明治民法によって女性が夫の管理下に入れられたこと、夫婦で同姓にされたのもこの時代との指摘あり。さらにさらに現代に続く女性差別の問題が書かれている。日本のジェンダーギャップ指数は120位とのこと。どんだけ低いんだよ。そして結婚や出産の時に退職せざるを得ない空気。過剰なルッキズムの要求…。LGBT問題にも触れておりその入門書の役割も果たしている。この本をきっかけに若い人たちがジェンダーギャップに目を向けてくると期待したい。2024/05/10
Miki Shimizu
1
ジェンダーとセクシュアリティについて高校生が疑問を持っていろいろ人に話を聞いたり調べたりすると言う設定。会話形式ですらすら読める。2023/01/20




