内容説明
明智小五郎、ついに最後の事件解決へ――。“影男”と呼ばれる正体不明の男は、無数の名前と顔を使い分け、自らの犯罪体験を書く小説家でもあった。ある日、彼は“殺人請負会社”を運営する須原から、完全犯罪のアイディア出しを依頼される。後日、その案通りに残酷な殺人が行われるが……(「影男」)。少年探偵団と魔法博士が、ルビーのカブトムシを巡り最後の対決をする(「赤いカブトムシ」)。名探偵・明智小五郎が関わった事件を発生順に並べた唯一無二の画期的コレクション、〈戦後編〉完結巻!
目次
前書き
影男
赤いカブトムシ
明智小五郎年代記 戦後編 IV
解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiiseegen
3
戦後編の本巻をもってシリーズも完結。2022/08/31
安土留之
2
「影男」はある種のピカレスクロマン。でも、内容は「陰獣」と「パノラマ島奇譚」の焼き直しで、おまけに「陰獣」に登場する大江春泥ならぬ佐川春泥が影男という設定。 乱歩にはオリジナリティあふれる傑作と焼き直しの書き飛ばしともいえる小説群があるけど、この作品は後者でしょうね。 2022/09/20
SF0830
1
乱歩の晩年の作品。全盛期のパノラマ島とかとくらべると、出来は落ちる。タイトルは有名なので読んでみた。2024/06/06
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