内容説明
真夏を目前に新たな魔道具・クーラーを完成させたジルク。
発売は来年でいいと考えていたが、ルージュからの強い要望もあり、早期販売を目指すことに。
さっそく旧知の王族やカタリナの所属する楽団に試作品を貸し出し、データ収集や量産の準備を始めたのだが、
その矢先に思いもよらないアクシデントが起こってしまって……!?
目指せ、優雅な独身生活!
錬金王が贈る新感覚(?)スローライフ・ファンタジー第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T
5
珈琲文化の浸透を成し遂げたジルク。そんな彼は真夏目前にクーラーを完成させる。ジルクは来年発売予定のつもりだったが、従業員からの強い要望により早期発売することになる。しかし、急ぎの準備によるアクシデントが発生してしまい…、シリーズ第3巻。今回も優雅な独身生活を謳歌するジルク。意図せずに文化の発展に貢献し、ジルク自身の首を絞めるというジレンマを何とか回避しようとする馴染の展開が安定した流れが面白かったです。次巻では、従業員が増えるようなので、新たな従業員とジルクのかかわりがどうなっていくのか楽しみです。2022/11/07
ちいたけ
2
(紙)クーラーは偉大。(笑)そういや、昔はなかったな。2022/09/15
daigotown
1
冷蔵庫に始まりコーヒーにクーラーということで異世界転生あるあるを謳歌してる。小さい職場にたくさん仕事が来ると大変なんだなと思った。2025/03/16
fap
1
あとがきと本編の関連のなさよ。 今回はクーラーである。 写真展のような気もするが風呂敷の広がり具合を考えたらクーラーであろう。 一本の流れとして無駄のない構成ではなく、 日々の出来事がだいたい同じ方向を向いて進む感じ。 これはこれで。 2023/04/09