内容説明
『共同研究 転向』「戦中篇」上巻は、1937年以降の日中戦争の拡大に伴う翼賛体制をなしくずし的な「集団転向」と捉える画期的な問題を提起し、日本思想史研究の最もアクチュアルな地平を切り拓いた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mstr_kk
7
お恥ずかしながら、この巻だけ読みました。1940年前後に「転向」した人々の列伝です。驚くべきことに、近衛文麿や昭和天皇まで「転向」したことになっています。権力の圧迫を受けて態度を変えさせられたら全部「転向」ということになり、この場合は「権力」とは軍のことなのですが……さすがにこのようなくくりには疑問がありました。このくくりだと、共同幻想と個人幻想が本質的に逆立するものである以上、原則としてすべての人が転向者ということになってしまいます。……まあしかし、とても勉強になる本でした。ほかの巻も読みます。いつか。2018/02/03
tkm66
0
旧版は所蔵・16年にざっと読み直し2016/01/11
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