内容説明
想い人である鳥井寧々花と付き合い始めたのも束の間、親の再婚によって義兄妹となった高校生の森田大貴。こっそり恋人としての絆を深める２人は、待ちに待った夏休みを迎えた！ 受験生として勉強に励みながらも夏を満喫する大貴と寧
々花。ところがプールでの出来事をきっかけに、寧々花はあることを思い悩むように。そんな時に両親が新婚旅行に出かけ、大貴と寧々花はひとつ屋根の下、２人きりで過ごすことになるのだが……？
「今日はね、大貴に彼女らしいことをしてあげたいと思って頑張ってみたんだ」
義兄妹になった新米カップルのイチャラブドキドキ同居生活、第２幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
10
両親の再婚で義兄弟になったものの、恋人モードと兄妹モードを使い分けて愛を育む大貴と寧々花。待ちに待った夏休みを迎えたある日、両親が一泊二日の新婚旅行に旅立ち、思いがけず二人きりになってしまう本巻。大貴は煩悩と戦い、寧々花は理想と現実の狭間にもがくといった内容。妹モードが板についている分、寧々花の悩みは根深い訳で、そんな彼女に察してあげられないのは新米カップルだから仕方ないこと。そんな二人が最終的には向かい合うことで理解を深めたのはよかった。しかし寧々花の無自覚攻撃はどこまで過激になるのか。次巻が気になる。2022/09/05
真白優樹
8
夏休みとなり、両親が新婚旅行で一時不在となる中、とある出来事から寧々花が悩む今巻。―――恋と家族、狭間で揺れて何を見る？ 恋人同士とは一人でできるわけではない。恋人とは何か、寧々花が空回りしながらも大貴にアプローチし、純粋であるが故のその迫りに、大貴が股間を痛めながら悶える、等身大の面白さと弾ける感情がある巻である。きちんとぶつけて分かり合う。何だかんだと恋人同士として絆を深めていく二人は、これからどこへ辿り着くのか。巡り来る秋、イベントだらけであろうそこで待っているものは。 次巻も須らく期待であるべし。2022/08/28
パパサレン
5
相変わらず独特の下ネタ言語のセンス、このまま突っ走って欲しい。寧々花のピュアっぷりもマジかと思うレベルだし、大貴の紳士っぷりもすごい。賞賛に値する。すれ違いと仲直りを経てより強固になっていく二人の絆。やってることは王道ラブコメ。2022/09/04
佐治駿河
3
積読本の消化です。すでにこの本が出版されてから１年以上が経過しているのですね。続刊は絶望的ですね。軽く流し読みできるテンプレ設定のラブコメは、前巻の内容を多少忘れていても読み進められるので娯楽にはちょうど良いです。2023/11/28
XVR1113
2
あ・ぶ・な・い いかがでしょうか、この甘い背徳感？ 最後から見れば、まだ完全に物語が終わってるように見えないが、二巻発売からはもう半年 もちろん続編は見たいけど、実際の状況はどうだろうね🤔 前半はまだその危ない感じが維持してるものの、後半の雰囲気は急変 焦ってる人は一人だけじゃない2023/02/15
