講談社青い鳥文庫 ＳＮＳ１００物語 赤い望み

著者名：にかいどう青【作】/モゲラッタ【絵】

講談社（2022/08発売）

• ISBN：9784065287859

内容説明

行方不明になった親友のトールのスマホを、おれは自分のリュックの中で見つけてしまった。手がかりがほしいために、つい、メッセージアプリを立ち上げると、『百物語会（４）』というチャットグループが目についた。こわい話をどんどん投稿していく仕組みだとわかったが、100話まであと数話……。これ、トールの行方不明と、何か関係があるのだろうか？
＜小学中級から・すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない]

前作が非常に怖くてなかなかに狂気的だったこちらのシリーズ。達成すると願いが叶うという100物語が再び登場し、中学生達を恐怖に陥れる。今作は初めから主人公の親友が行方不明になっており、不穏な雰囲気である。 行方不明になった親友を探すための手がかりとしてたどり着いたのが、親友が塾仲間とLINEの様なメッセージアプリ上で行っていた百物語。親友や親友の塾仲間が投稿していった百物語を読み進め、更に手がかりを得るために塾仲間に接触していく主人公。

2023/03/14

[イカまりこ]

児童書なのにえげつなくて驚いた！行方不明になった親友を探すため親友の置いていったスマホを調べる。すると塾や委員会の友達と怪談話をしてるメッセージアプリを発見。どうやら100話集めたら願いが叶うらしい。親友の部屋から出てきたもの見た時、全然違う結末を予想してたよ。憧れの友人、BL的なね……それが全然違くて衝撃すごいw 君の願望はそっちなのか～。うわ～、驚いた！

2022/09/27