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内容説明
「普通の人でいいのに!」で大論争を巻き起こした・冬野梅子の初連載作がいよいよ完結。菊池あみ子、契約社員。東北出身のひとりっ子。人の目を気にせず好きなように生きている周りの人々に刺激され、自分も「アナーキー」に生きてみようと動き出す。なんだかんだ執着してしまう憧れの男性や、うまくいき始めたWEBライターとしての仕事、東京らしさを味わうかけがえのない瞬間……。そんなことなどお構いなく、実家の母が癌で入院という強烈な現実が襲いかかる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yk
7
3巻終わりから考えるとどんでん返しばりに話が展開しました。 僕はあみ子は人生楽しんでるなと思いました。 自分で選んだ地獄とありましたが、あみ子は選ぶことができた。 多様性とか言いながら選択肢すら見えにくい今の世の中、ちゃんと見えてる。 地獄と言いながら地獄を選べるあみ子のような人に僕もなりたいと思いました。2025/04/18
at@n
4
主人公の愚痴が嫌になるけど気になって読み進めたくなる。最終話で自分から地獄を選びにいくというのが逆に救いになっててよかった。/最終話のみKindleで購入2022/10/12
Oto
3
「東京という地獄」で暮らす意味。終盤はかなりしんどい話だ...。実家帰ってからの鬱屈とした感じが、本人はそんなに気にしていないんだけどきつい。 よく「20代が人生のデッドラインだ」みたいなこと言われるけど、実際半分はそうなのかも。親も先生も会社も結局自分のことを真剣には考えていないし、誰かの言葉に従ってキャリアを選んでしまうと、ずっとその後悔に縛られて生きることになるという辛さを擬似体験した。 自分は親が好きなようにやらせてくれたけど、実家帰ると少し居辛さ感じることあるし、かといって東京も孤独だけど。2023/04/09
とんとん
3
仲良くなりたい、ちょっと上を行っているように見える人たちのいる場に「きちんと」でかけてゆく積極性を(頑張って)発動しても気負わずにふるまうことができないあみ子。いいことがナチュラルに起きる、自然発生するなんてことはいつだってなくて、ちいさく失望しては自分の背中を押し続ける、その繰り返し。「倦まずに生きてゆくこと」ってこんなにしんどいんだよっていう事実を突きつけられて、心の中で苦笑と悲鳴が混ざり合う。希望を見せないって、なんて誠実なんだろう。2022/08/27
しなぷす
2
完結。あ〜〜あみ子〜〜。また綾ちゃんと友達トークしてるの見たいよ。東京でそれなりに幸せでもいいから、それなりに元気で過ごしていてほしい。痛々しくなんかないから。今村さん、最後までなんか無理。謎に彼女途切れないの無理。2022/12/25
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