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内容説明
“地球の子”佐和田かれりは人類滅亡の危機を退けたものの、石化して宇宙を漂うことになってしまう。妻・かれりを救うため、夫・令助は力を受け継いだ息子の衛を最強のヒーローに育て上げることを決意する!! そんな彼らの前に突如現れた先代の“地球の子”、アルベール。彼が語ったのは、悲惨な地球の子の歴史とかれりを救う方法だった。しかし、その方法とは衛とかれりを天秤にかけるもので…!? 令助に究極の二択が迫る――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
44
無謀か蛮勇か。「家族で暮らしたい」。世界から見ればわがままな願いは周りの人々の心の支えとなり、動かして行く。令助は支えられるものだが、支えるものでもある。アルベールの言葉回しが凄く好き。エンドロールの無事を願って。2022/08/08
歩月るな
11
神海作品、特にソルキチで学んだのは「漫画を読む」という行為にも、作家の描き切る感情表現、人物の動作や一挙手一投足、細部に至る言葉の一つ一つまで、共感覚的に読める（感情移入の一歩手前かつさらに向こう。逆に主人公やヒーローの揺るがない気持ちにまではなれない。それこそメソッド演技法レベル）そんな「読みの技法」もある、ということ。で、だからこそ、圧倒的な主人公たちを前にしての努力した一般人の視点からの「まろやか宇宙日誌（裏）」で「好きな人が褒めてくれるから頑張れる」への嫉妬に同調して胸が苦しくて切なくて滅茶辛い。2022/08/05
毎日が日曜日
9
★★★ もうすぐ終わるのか？2022/08/07
nawade
7
かれり救出作戦を描いた巻。失ったかと思った妻を再び抱きしめるための佐和田親子の無謀とも言える挑戦が始まる。親子の絆を夫婦の絆をここまで真正面から描いた漫画は特に少年漫画ではなかなかない。新キャラ、アルベールも登場時のイメージを覆して熱い良いキャラ。ツッコミどころもあるけど、それが何だ！？という勢いがある。だけど、掲載順が悪いんだよなぁ。。。2022/08/06
yom
4
本人たちは大真面目なんだけど、どうしてもギャグっぽく感じてしまう。笑うのか？こんなに真剣でアツい彼らを！と作者から問われるような思い。2022/08/04
