風街のふたり 1

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風街のふたり 1

  • 著者名:カシワイ【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 双葉社(2022/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575440201

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内容説明

「107号室通信」「光と窓」のカシワイ最新作。
大切なものをわかちあう、
かけがえのない日々ーー。
やさしい眼差しで描かれる
老人と少女、真心の物語。
(全ページオールカラー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にいたけ

48
「雨音は雨粒が地上で何かと出会った時にたてる音」転がったリンゴの縁で出会った二人。会話と雨音しか表現されておらず、コマ割りで音を表現するカシワイさん。二人の微かな雨音を感じながらの読書☺️緻密な絵でない、だからこそ読み手は彼らの感情を想像できる余地を持ってる。パキッとした色合いでない色彩もとても良い。読み進める漫画ではなくぼーっと眺めていたい漫画である。続きも買ってこなくては☺️2023/03/12

びわこっこ

20
少女が落とした🍎りんごが縁で、真心の交流をする画家🎨の老人。風の吹く丘の街で、老人はかけがえのない日々の記憶を取り戻し、灯台の整備をする父とともに、引っ越しばかりの少女は、老人から風街の美しい風景と忘れられない日々を教わる。💖 カシワイさんの優しい眼差しで描かれた、淡い色のページは読む人の心を温かく包み込んでくれるようだ。2022/10/28

まみ

10
カシワイさんがこんな作品を出されていたのを知らなかった。本屋さんで見つけてサンプルを立ち読みして即購入。全ページカラーでうれしい。感想は下巻で。2023/12/08

冬佳彰

10
「本の雑誌」で見かけ、サンプルを確認して購入。こういうタッチは好きだな。海沿いの街に住む老画家と、ふと知り合った少女の物語。どこに到達するというのでもなく、淡々と短編は進む。全ページが淡色のカラー。ふわっと描いているように見えて、街の時間的な移り変わり(画家の思い出の中ね)とか、地理的な関係とかきっちり考えられているようだ。それを発見するのも面白い。2022/08/19

たいちーらぶ

8
絵描きの老人と街に越してきた少女。どこか寂しげな雰囲気を持つ2人が、ふとしたきっかけで出会い友達となる。老人は少女との時間を過ごすなかで、過去の思い出がよみがえる。少女の何気ない言葉、仕草、食べ物によって呼び戻される過去の記憶もまた寂しげだ。オールカラーで描かれた物語は、切なく静かで、それでいて温かい。優しい絵と物語に癒された。2巻が楽しみ。2022/07/04

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