内容説明
いい酒いい人いい肴。至福の旅のエッセイ集。
日本全国の居酒屋巡りを初めて三十余年である著者・太田和彦氏によるエッセイ集です。
単行本からの再録にあたり、一部加筆修正を加え、また、単行本・文庫未収録の作品と併せ改めて編みました。
<いい酒いい人いい肴>をテーマに全国を旅歩き飲み歩き、辿り着いた至福の時をどうか読者の方も追体験して下さい。
目次より一部抜粋します。「旅には旅の見どころあり」「旅の居酒屋、この一品」
「ゆっくり滞在、町歩き」「人とのっで愛が待っていた」等々…
あなたも、この本を片手に、居酒屋行脚の旅はいかがでしょうか??
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ykmmr (^_^)
135
最近特技嗜好で、レギュラー番組まで持っている太田さん。本職は⁇と本当は聞いてみたいが、彼の幸せそうに呑む姿と、ただの酒飲みではない、料理やお店の方を大切にする姿には心打たれるのよ。実は、太田さんが行くような料理が美味しい、『小料理屋』みたいなところに行きたいんだけど、良いお店を知らないんだよね…。自分で見つける程、酒呑めないし、時間もないからね。太田さんが『親族』なら嬉しかったわ。まあまあ、余談だけど、この本に書いてあるのは、「ふとした『縁』と『出会い』。」のんびり旅をして、ふらりと立ち寄ると2023/03/03
のぶ
80
自分は太田さんの著書を40冊以上読んでいるが、本作も良かった。太田さんなので居酒屋の話題が中心なのだが、いつ読んでも読み飽きる事がない。この本も居酒屋の話が中心だが、バーの紹介もしていて、新たに参考になった。それと旅の過程が丁寧に入っているのがまた良かった。エッセイだからすぐ読めると読み始めたが、ことのほか内容が充実していて、読むのに思ったより時間がかかった。旅に行く度にその地の居酒屋に立ち寄る粋な生活をしてみたいが自分には残念ながらできず、本で楽しむに留めたい。併載の川上弘美さんとの対談も良かった。2022/05/12
karutaroton
8
太田和彦さんの番組が好きで、いつも、ああいう飲み方いいなと思ってます。なれるなら後釜になりたいくらい。この本は最後の川上弘美さんとの飲みながらの対話が特に面白かった。旅先でのお店の選び方、同意するところ、参考になるところ、ありました。太田さん一押しの福岡のお店、さきと、調べてみたら閉店しててザンネン。2022/10/09
犬養三千代
5
酒と肴を求めて旅を続ける太田さんのエッセイ。洒脱で小気味良い文章。食べたい、呑みたい気持が高じる。地方の描写も良い。旅の居酒屋この一品は行きたい!と切に思う。2025/02/12
侍の笛1吋
2
読売新聞の書評より。 地方都市を旅してその街に古くからある居酒屋、バーに入り地の旬な食材で一献。 憧れますね。 旅に出てぶらっと美味い物食べたいです。2022/09/15
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