内容説明
傑作の誉れ高い〈禿鷹シリーズ〉が新装版で再登場!
信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋―通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。
ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。
痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて読書界を震撼させた、本邦初の警察暗黒小説。
※この電子書籍は2003年6月に刊行された文春文庫の新装版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sg
15
無駄な描写0。警察小説っつか任侠小説。ファッキンジャップくらいわかるよバカヤロ!!あ、ついたけしビートが出ちゃいましたね。そんな小説です。2023/06/16
コチ吉
9
ハゲタカのキャラクターはかなり際立ったものだが、対するヤクザ側が少し弱すぎて、もう少し両者間で騙し騙されるという構図が盛り込まれていれば、より楽しめたと思う。2022/07/02
Hideo
3
神宮署の悪徳刑事、禿富鷹秋(とくとみたかあき)通称:ハゲタカのシリーズ第一弾。かれこれ22年前に単行本で出版されたものなので、車にカーナビが無く車内灯で地図を読んだり、携帯電話やインターネットがそこまで流通していない時代の話である。ハゲタカの悪徳さが痛快で勿論面白いのであるが、生安刑事であるはずのハゲタカが何故こんなに単独行動がとれるのか、同僚や通常の勤務の様子が分からない...恋人との出会いも今だと問題になりなねない方法だし、そもそも出会いも何か仕組まれていたのか?と勘ぐってしまった。2022/10/07
DK
2
展開のスピーディーさと読みやすさ、禿富の強さと読み応えがあって面白かった。ただヤクザ側ってこんな簡単にやられるの?とか、和歌子さんを殺したのもミラグロじゃないんだろうなと思いながら読んでて、女同士のもつれっていう個人的には一番やめて欲しかったオチになってるのはちょっと残念。続編も読もうと思う。2022/11/06
ヒデ
1
警察小説と思い読み始めたが、警察組織はでて こず、単独行動が多い。社長の娘も刑事の恋人も簡単に殺されてる感じ。マフィアの殺し屋も厄介な相手という気がしなかった。恋人を殺した犯人も想像通りだった。しかしよくある刑事ものとは違うので次回作も読んでみたい。2025/08/04
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