内容説明
『悪役令嬢』を自称していたバーティアと結婚した王太子セシル。溺愛ルートを謳歌する二人のもとに、バーティアの友人リソーナからとある依頼が舞い込んだ。盛大な結婚式を挙げたバーティアに自身の式をプロデュースしてほしいという。やる気満々でシーヘルビー国を訪ねリソーナと再会したものの、どうもバーティアの様子がおかしい。なんでも、リソーナはバーティアが前世で読んだ小説の登場人物で、しかも義弟カップルを妬み嫌がらせをする『悪役令嬢』キャラだったらしい。全員に幸せになってほしいと言うバーティアは、元一流の『悪役令嬢』として、自身がリソーナに代わって『代理悪役令嬢』を務めると宣言し―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
13
本当に人がいい「私は悪役令嬢ですの」な奥様。ファンの人たちに囲まれ、手厚く保護されながら我が道を行く!悪意のない「いじめ」(本人はそう信じている)に熱意を燃やし「あちこち引っ掻き回す姿が」と完璧腹黒王子に愛でられ、って変わっとらんなあ。事件の歯車がかみ合ううまさとかよく考えられてるし、ヤナやつはやっぱり自分のためにいろいろ吹き込んで。そのあたりの対比もやっぱりうまい作家さん。次も読みたい本2022/08/05
梅みかん
8
バーティアの斜め上に暴走するところも、そこが可愛いところも、それを愛でるセシル殿下も「婚約者」の頃から継続。継続しつつパワーアップしてるかも。 セシル殿下の言葉には故意に省いた言葉が多い。さすが腹黒王子と呼ばれるだけある。2024/10/13
ダリア
2
悪役令嬢もので攻略対象の王子視点という変化球の続編。本編が人気あったのだろう。さて、王子妃となったバーティアは友人リソーナ姫(ツンデレ可愛い)のウェディングプランナーとしてもとい友人として隣国へ。ところが、リソーナ姫が悪役を割り振られていると気づいて、代理で悪役に手を上げるバーティアだが。前回も悪役が出来ていなかったのに当然、今回も出来る筈がない。面白いのが、侍女として付いているシンシアですらバーティアの意地悪が意地悪と分かっていないところ。バーティアをよく知るシンシアですら真意が分からないのか。2025/04/01
asaasa
0
★★★★☆2022/06/03
-
- 電子書籍
- 闇堕ちキツネに飼われるウサギに転生しま…
-
- 電子書籍
- 週末だけの妻【分冊】 8巻 ハーレクイ…
-
- 電子書籍
- カードファイト ヴァンガードG スト…
-
- 電子書籍
- ハスリンボーイ(1) ビッグコミックス
-
- 電子書籍
- 未知なるリンパ - 全身にはり巡らされ…