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内容説明
「つぐないとして、子妖怪らを預かり、守ることを命じる!」妖怪の御奉行さまから、とんでもない裁きを下された弥助、その日から毎夜やってくる妖怪たちにふりまわされることに……。トラブルだらけの、〈銭天堂〉シリーズで大人気の著者の妖怪ファンタジイ。/装画・挿絵=Minoru
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
67
児童書。妖怪ファンタジー。江戸時代もの。▽弥助は、目の見えない千弥兄さんと一緒に太鼓長屋に住んでいる。あることから、弥助は妖怪の子どもの預かり屋をしなければならなくなった。弥助は最初不安でいっぱいで妖怪を恐れていたが、一生懸命に子供を世話して妖怪からも認められる。目の見えない千弥はかなりの美青年。弥助は千弥としか口をきけない緘黙症、ふたりのひみつも明らかになる。▽もともと大人向けの妖怪ファンタジーを子供向けに書き直したものらしく、キャラがとても魅力的。4巻まででているので続巻も読む。2020/09/15
夜桜キハ @呪術廻戦完結おめでとうございます!
52
銭天堂繋がりで読みました。ユーモアな妖怪ばっかで面白い!弥助が子守を罰として頼まれた設定も好きですし、千弥何者……と思いきや伏線回収で正体が分かり、というのも凝られていて良かったです。うぶめが美しい……そして玉雪が最後、ふわふわで可愛い(笑)久蔵は何だかんだいい人なんですね。そして十郎の「逃げたっていいんだ」は心に染みますね……。あとがきでは元々大人向けとありましたがそちらも読んでみたかったなあーなんて。百枚削り!大変ですよねえ。児童書も奥が深い……。二巻目は弥助がもっと危険な目にあうというので……読む!2023/05/31
ゆっき
28
大人向け小説を書き直した児童書版の妖怪ファンタジイ。按摩の千弥と口をきかない千弥の養い子の弥助。うぶめを傷つけた償いとして子妖怪を預かることを命じられた弥助。梅吉やら月夜公の甥っ子の津弓やら、いろんな子妖怪にふりまわされる毎日。弥助を助けてくれる女妖怪の玉雪の存在がありがたい。最後には千弥と玉雪の正体も明らかに。子預かり屋を通して成長した弥助。また廣嶋玲子さんの面白いシリーズに出会えました。2023/04/11
とりこ
22
銭天堂の作者で違う小説ですが面白かったです🎵子供向けの本ではあるのですが妖怪が沢山出てきて私好みでした✨剣呑なことになるであろうこのタイトル。一筋縄じゃいかないよね。私は優しい玉雪が好きです。欲しいな玉雪。2022/12/04
ゆき
22
可愛い妖怪の子が沢山出てきた。児童向けに書き直してあるのでとても読みやすかったです。2020/09/09