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内容説明
終戦直後の東京・上野ー-。
戦火から辛くも生き残った者達は、
大きな傷を抱えながら必死にもがいていた。
元工作員の金井田と戦争孤児の兼吉は復員兵でヤクザ組織に関わる西原と出会い、またも望まぬ争いに巻き込まれるが…?
全てを失った、だが一人じゃない。
それぞれに足りない「何か」を埋め合って生きていく…。
迫真の戦後再生物語、待望の第3巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芙蓉
7
紙にて。完結巻。でも作者さんはまだまだ書きたいことがあるようなのでまたこのシリーズが出ることを期待できそう?よかった。語彙力がなくなるんだけどすごくよかった。自分がなにも知らないんだなということを知りこれからまた知っていけばよいとも思った。2022/03/28
ナセル
2
戦争はいやといいながら戦争(この場合抗争のが近いような)をするという矛盾。金田井さんが立ち回ったことで見られた大団円なラスト。簡単じゃないと分かっていても簡単に諦めたくないものです。2022/04/05
森田
1
もっともっともっと読みたい2022/03/25
永遠子
0
戦後の混沌とした上野。なんだかんだで走り回る金井田が好きだ。ガンヒと富男のふれあいを見ると、子供には国や言葉なんて関係ないんだなぁと感じる。今日子と西原が出会えて本当によかった。シズ子の子供が産まれてくる頃には、もう少し穏やかな世の中になっていてほしいと願う。2022/08/18