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内容説明
人類の、自然の、宇宙の秘密への飽くなき興味は、尽きることを知らなかった。やがて磨き上げた画法は、ついに傑作『最後の晩餐』に結実する。そして死ぬまで手元に置いた『モナリザ』の微笑は、知的好奇心の探究に没頭した生涯の賜物だった――。最新の研究成果を網羅し、その謎と実像に肉薄した傑作評伝。解説・ヤマザキマリ
誰も知らなかった
真実の姿がここに!
ディカプリオ主演で映画化決定!
解説:ヤマザキマリ(漫画家)
レオナルドが天才であっただけでなく、(中略)きわめて人間的であったことを知ると、身近な存在に感じられる。(中略)レオナルドほどの才能を身につけることはおよそかなわないとしても、彼に学び、少しでも近づく努力はできる。その人生から、われわれは多くを学ぶことができる。(本文より)
※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
11
レオナルドダビンチの人となりがよくわかりました。彼の天才的な部分と人間的な部分の両方が、後世に名を残す人物になれたのでしょう。様々な分野に興味を持ったり、学ぶことの大切さを痛感しました。☆:4.02023/05/25
スプリント
10
レオナルド・ダ・ヴィンチの後半生。 万能の人と呼ばれたが一番才能を有していたのはどの分野だったのだろう。2024/04/30
takakomama
6
下巻は「最後の晩餐」から亡くなるまで。レオナルドは未完の達人? 絵画を描くことよりも、その他の研究や仕事の方が楽しかったのかもしれません。2022/08/12
タカボー
5
絵を描くのに、どの筋肉が動いてるか考え、そのために解剖にまで携わる探究心が凄すぎる。一方で他者への貢献とか、約束を守るとかは考慮しないタイプで、サラリーマンとしてはやっていけないだろうな。でもそれで生きられる程にリスペクトされてたんだから、幸せな人生だったと思う。絵を描いて欲しくて何度も督促して、全然描いてもらえないイザベラがちょっと可哀想。2024/06/22
ちゃあぼう
5
ダ・ヴィンチの人生の後半部分が描かれている。年々解剖学にのめり込む面が見られ、そのおかげで人物画の細かい描写が際立っているようだ。多くの学問に興味を示し、沢山の事を学んでまさに天才と呼ばれる博識豊かな人物だったようだ。しかし、どんな人間にも欠点はあり、ダ・ヴィンチの場合は期限が守れず、飽きっぽい面が多々見られ多くの作品が未完成のままでいるのは、我々には大変な損失のような気がする。反面、未完成ということは、その作品がまだまだ進化することができるというダ・ヴィンチのこだわりだったことも少しは理解できる。2022/07/30
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