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内容説明
ぼく、子犬のサーシャ。
ヨーロッパの国・ウクライナの首都キーウで、飼い主のソフィアと幸せに暮らしていたら、とつぜん戦争が始まった。
急いでとなりの国に避難する途中、ソフィアとはぐれて、ひとりぼっちになっちゃった…。
でも、もう一度、大好きなソフィアに会いたい!!
そう思って、寒くておなかがすいても、ケガをしてもあきらめずにがれきの町をさまよっていたぼくめがけて、ミサイルが落ちてきてーー。
これは、戦争の中に取り残された子犬の小さな命と、危険な戦地で命をかけて小さな命を救い続ける人間たちの本当にあった、希望と感動の物語です。
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
27
ドキュメンタリー映画「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」を基に児童向けの小説にしたもの。飼い主一家と避難中にはぐれた子犬が戦禍のウクライナで動物の救助に奔走する人たちに救われて飼い主との再会を待つ、というストーリー。小学校中学年くらいが対象というとおり小さなお子さん向け。映画館では文庫本サイズの監督による『取材日記』がパンフレット代わりに販売されている。大きい人には映画およびパンフレットをおすすめ。映画観賞記録はブログに。https://chekosan.exblog.jp/34485115/2025/03/09
らて
1
先日、映画『犬と戦争』の宣伝で山田あかね監督がラジオ出演されていて辿り着いた児童書です。 戦火の中、動物を救い出すため走り回る人、救い出された生命を守ろうと奮闘する人、そして、国境付近で生命を繋ぐため待機する人。 様々な人たちによって生命が繋がれていく。 そして、この現状を伝えるために遺書を書いて現地に乗り込んだ監督と同行したカメラマンもまた生命を繋いだ人たちなのだと思う。 。。。 ぜひ映画も観に行きたいな。2025/02/24