コスミック時代文庫 鬼同心と不滅の剣 始末屋異変

著者名：藤堂房良【著】

コスミック出版（2022/03発売）

• ISBN：9784774763552

内容説明

やむなく人を殺めてしまった者を助け、罪咎をなきものにする闇の者たち――南町同心・雁木百合郎と江依太が聞いたのは、そんな『始末屋』の噂だった。
小塚原の林の地中から掘り出された若い女の白骨をきっかけに、事件は動きだす。下手人不明の雲をつかむような探索に乗り出す百合郎たち。
だがその矢先、鰹節問屋四国屋の隠居・宗壽が殺された。宗壽は六年前、同じ四国屋で起きた殺人事件のときの主人だった。
百合郎は、宗壽が『始末屋』の一人で、仲間割れによって殺されたのではないかと疑念を抱く。ところが、当の百合郎に宗壽殺しの嫌疑が……。
謹慎を命じられた百合郎は、窮余の策で『始末屋』たちに迫ろうとするが……。好評書下ろし第三弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

まだまだ続きがありそうです。だって江依の父親がまだ見つかりもしないし話にも上りませんもの( ;∀;)。今回は『始末屋』なんてものの噂が。6年前、四国屋の息子が殺された時の主人が今回殺され・・。いやいや犯人なんていずれそのうちわかるでしょうが、私はあの先輩同心の由良さんの変わりように一番驚いたって！。死の前の人生の禊でしょうか。う～ん、我が家も一時に比べ落ち着いてきたのは・・今生の別れの前触れ？。いやいやまだまだ後家さんいはなりたかないですよ。そうは簡単にお迎えなんて来やしない。だってこの本の続きがまだ

2022/06/07