内容説明
事件に巻き込まれ失踪した父親を探すべく、江依太と名を変え南町同心・雁木百合郎の手下として付き従う娘のお江依。
そんな折、百合郎の配下の岡っ引き吉次郎が、人殺しの科で捕縛された。
明らかな濡れ衣と信じる百合郎たちだったが、仕掛けられた罠に嵌まり、当の百合郎まで牢にとらわれてしまう。
途方に暮れる江依太は、事件のからくりを暴くべく動き出す。
百合郎の同僚同心・藤尾周之助の不審な動き。事件を華々しく書きたて、世間を煽る読売屋。そしてそれを背後であやつる札差の隠居たち。
一連の流れをつかんだ江依太は、敵を陥れるべく一世一代の大博打を仕掛けるのだが……。
好評書下ろし第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
38
岡っ引きの吉次郎が捕まり牢に入れられた!。うっかり自分ちの水も飲めません・・。その上頼りになる同心・雁木百合郎まで牢に。なんで?なんで?と思われるでしょう。(うんうん)お金もいっぱい稼いだ。老いては刺激が無い。そんな時昔イジメまくった男が面白い賭け事を持ち掛けた。あほやねぇ、イジメた方は忘れてもイジメられた方は執念深く時期をねらってまっせ。ハラハラしましたがこういう胸糞悪い年寄にはなりとうないもんですなぁ。まだお江依のお父っちゃんはみつかりません。続きもまだ・・頑張って続きをよろしゅうに😁。2023/10/11




