ゼノンコミックス<br> ミカコ72歳 1巻

個数:1
紙書籍版価格
¥638
  • 電子書籍

ゼノンコミックス
ミカコ72歳 1巻

  • 著者名:新久千映【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • コアミックス(2022/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784867203057

ファイル: /

内容説明

72歳のミカコさんは夫を亡くしたばかり。今後は夫と暮らした家にこだわって一人暮らしをするつもり。心配な子や孫にスマホを持たされたところ、死んだおじいさんのアカウントと偶然繋がってしまい…。 読めば老後も悪くない、人生100年時代のおひとり様術(ライフハック)!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

69
新久さんの新作なので読んでみました。主役はミカコさん72歳。夫に先立たれ一人暮らし。娘、孫とも仲良くて、まだ仕事もしていて、スマホを持ち、亡くなった夫にメッセージを送る日々。今の72歳といえばだいぶしっかりして若い人が多いのでひとりの人生を堪能している人ってこんな感じかなと思いました。私の年だと、娘の立場も孫の立場もなんとなくわかります。2022/03/09

ネギっ子gen

52
【生きてるって、いいよね】「ワカコ酒」作者が放つ、高齢患者の多い病院で働く72歳女性の物語。介護の末に逝った夫のアカウントと繋がったことで、彼女はその日あったことなどを夫に送るように――。その行為を心配する娘・万寿香に対し、「墓へ参ったら仏さんにいろいろ報告するでしょう。墓までしょっちゅう行くのも大儀いし、代わりに家で墓参りしとるだけよ」と言えば、納得。その娘が帰った後、ミカコは「ますかには、ああして言っておけばいいのよ」と呟き、欄外で、<わからないってことをわかってるから。それでいいんだ親子関係◎>と。2024/04/20

ニッポニア

50
絵のタッチとは裏腹に、趣のある作品でした。亡くなった夫のLINEへ独り言を呟き続けるおばあちゃん。孫に激愛されているところ、周りの人々をちょっと元気づける、など、微笑ましい。会話とは、時として独り言で十分である、という一つの在り方を示した、とも思います。送るだけで寂しくないの、と他人は聞きますが、話すのなんてそんなもんだし。2024/03/24

ネムコ

35
今度の主人公はおばあちゃん。孫に教えてもらってスマホデビューしたミカコさんは、メッセージアプリに亡くなった夫のアカウントが残っているのを見つける。ぽつりぽつりと日々の出来事や、昔の、それこそ今だから言える文句を送るミカコさん。それはともすれば悲しく、異常なことに見えかねないけど、ミカコさんにそんな暗さは皆無。今は会えない昔からの友達にLINEを送るように、女子会でたわいのないおしゃべりをするように、亡き旦那さんに言葉をおくる。人生100年時代の新しい独居老人像。ミカコさん、可愛いです🍀2022/02/20

akihiko810/アカウント移行中

27
ミカコさん72歳。夫に先立たれ一人暮らし。亡き夫のSNSアカウントをみつけ、返事もないアカウントに毎日一人語りかける日々。  すごく豊かでいい雰囲気の老人一人暮らし漫画。返事のないアカウント、天国の夫に語りかける毎日。でもそれは孤独ではない。亡き夫との日々と、新しい毎日を丁寧に生きる営みである。ほっこり息抜きできる作品。2023/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19150631
  • ご注意事項