内容説明
宝塚歌劇 雪組公演 原作!
宝塚大劇場 2022年3月19日(土)~4月18日(月)
東京宝塚劇場 2022年5月7日(土)~6月12日(日)
主演:彩風咲奈、朝月希和
痛快娯楽時代劇として宝塚歌劇で舞台化!
夫婦約束をしてお銀と江戸暮らしを始めた夢介だが、道楽修業どころか、待っていたのは剣難女難ばかり。夢介の天性のおおらかさと怪力、お銀のけなげな活躍でそれらを振り払った二人は、父親の許しを得るために小田原へ向かう。ところが、事はそう簡単には運ばない。ふたたび波乱の道行きが始まった。大衆文学を代表する快作に、幻の続編『夢介めおと旅』を併録した「夢介シリーズ」完全版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旗本多忙
17
上巻の出だし辺りでは、お銀を巾着切りと見破って、百姓は仮の姿で夢介は常人にはない不思議な力を持っているのかと思っていた。窮地に立つこと度々あれど、いつもヘコヘコ謝り、何かと金を出しまくった。下巻になっても、妬き餅焼きのお銀をなだめるばかりで、悪党にもやられっぱなしだ。人が良いも程々にして欲しいね。同じことの繰り返しばかりだ。小僧の三太の態度も好きになれなかった。著者の侍ものは色々読んで、どれも好きだが、この作品は特にしつこい事の繰り返しで、とくに下巻は自分的にいやだったな。2023/01/22
高橋 (犬塚)裕道
6
星2.5。さして面白くはないが電車の中で読むには丁度良い。2025/05/04
るか
2
★5 GHQも認めた大衆娯楽小説。まさにまさに。唐突な打ち切り加減が悲しい。最後まで夢介とお銀の旅路を見たかった!2022/03/01
花音
1
良からぬ思惑や過去を抱えた人物が夢介と関わることによって感化され、あるいは成敗され、あるいは惚れ込み、その度にお銀が嫉妬の焔を燃やし……という展開が上巻の「伊勢屋編」「浜路編」「春駒太夫編」から繰り返されるうち、いろいろ放ったらかしにしたまま唐突にめでたしめでたしで終了した一話完結もののテレビドラマのような印象。戦後の日本に明るさを、人々に元気を!というコンセプトで書かれた連載小説と伺って納得です。舞台編は一ツ目の御前や悪七の描かれ方など、現代のファンに合わせて改変された所が結構あるのだなと感じました。2022/11/24
とり
1
雪組公演の予習のため読みましたが、まるでラノベのような読後感でした。どのキャラクターもキャラが立っていて、上下巻なのにサクサク読めてしまう〜!おもしろ~い!お銀ちゃんがヤンデレというか、すぐに出刃包丁持ち出しがちなので思わず笑ってしまいました。夢さんの包容力がありすぎる。どっからどう見ても夫婦なんだが、なかなか夢さんが夫婦になるには厳しくてねえ、お銀ちゃんも大変ねえ…。雪組のキャストで脳内再生されるので大変楽しかったです!2022/06/26
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