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内容説明
イーロン・マスクとピーター・ティールという二人の異端児のベンチャー企業が、たまたまシリコンバレーで隣り合うオフィスに部屋を借りた瞬間、シリコンバレー史上最大、誰もが驚く壮絶な伝説が始まった。いまの世界をつくっ
たとすら言えるペイパルマフィアとは何なのか? 映画以上に怒濤の展開の世界的ベストセラー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
15
なるほどマスクが twitter 改革にあんなに自信満々だった理由がやっとわかった。しかしまあ、PayPal 追い出されたおかげで、テスラと SpaceX があるわけなので、転んでもただではおきない男ではある>マスク。 なんとなくティールのほうにどこかに逝ってしまってる感を強く感じていたのだが、この本で描かれてる範囲ではわりと(というかすくなくともマスクよりは)常識人っぽい。もちろんティールも、めっちゃ頭よくてすごく負けず嫌いではあるものの、それは主な登場人物全員の性質だったりする (^^;) 2023/06/28
だ
13
PayPal創業の物語。600ページ以上の大作だが、スピード感あふれる展開に一気読みしてしまった。大きく括ればビジネス関連の書籍であるにも関わらず、ドラマの24を何時間も連続で見たときのような感覚に陥った。突き抜けた才能が集い、ぶつかり合い、危機に陥りながらも何とか凌ぎ、大団円を迎える…24と異なるのは、これが実話だという事だ。読後、ある疑問が浮かんだ。これが「仕事」なのか?自分の知っている「仕事」とは密度もスピード感も切迫感もまるで違う。これがシリコンバレーなのだとすれば、日本企業は全く勝負にならない。2023/12/23
ossan12345
13
失敗を恐れず、成功率が低くても大きなことに仲間とともに敢えてぶつかっていく、失敗したらそこから学び、修正すればよい、というアメリカスタートアップ、アントレプレナーシップの醍醐味を体感できる。日本でも起業教育やVCの意義が語られるようになってきたが、遅きに失した感が否めない。「馬鹿なことやってるな」というところから世界をリードするところまで上り詰めるアメリカのダイナミズムに我々が追いつく日はなさそうだ。今もアルトマンがOpenAIを追い出されたと思いきやMicosoftに引き取られるなど…意味不明だが面白い2023/11/21
とりもり
4
これはすごいな。ペイパルの成功、そして初期メンバーのその後の成功から「ペイパルマフィア」は神格化されているが、決してそんな綺麗事ではないことがつまびらかに記録されている。メール決済という鉱脈を掘り当てたのはあくまで偶然だし、その意味で成功と失敗は紙一重。でも、その紙一重の確率を引き上げるためには、多大なる努力が必要なことを教えてくれる。コンフィニティとX.com、ペイパルとイーベイの2度にわたる消耗戦、そのどちらもが合併・買収という手段で解決されたことも示唆に富む。公式伝記よりこの一冊かと。★★★★★2023/09/30
tamakuma
3
日本とは働き方、考え方が大きく異なります。 今までの日本のやりかたを否定して、欧米、ベンチャーを礼賛しすぎるのは止めたほうが良いと思う。2024/01/04