少年チャンピオン・コミックス 来陽と青梅 3

著者名：深山はな

秋田書店（2022/02発売）

• ISBN：9784253291132

内容説明

同性の先輩・赤星圭への恋心を抱く鮫川。だが、友人の瑠莉の陰謀で、クラスに“同性愛”をバラされてしまった。深く傷ついた鮫川は自宅に引きこもる。元彼氏の六丸は鮫川の復学のために悪戦苦闘するが、その矢先、鮫川のもとに一通のメモが…。彼女が下した重大なる決断は…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[幸音]

クラス中に同性愛者であることをメモでばらまかれた淳。友人の園子からは「女が好き？それが何？」からの「私たちのことはそういう目で見ないでね」はつらい。そんな中、圭からメッセージが。通知だと全文表示されないから勘違いが発生。距離を置こうと決めて、圭からの電話も出ずに泣く姿があまりにも悲しい。淳が圭を好きなだけなのに他の人が傷つくのは違うからと、六丸に「嫌いになってほしい」と告げる。図書室で出会った別のクラスの加國さん。淳にほっとできる関係ができて良かった。心の家族には何があったのかな。千という名の兄がキー？

2022/02/13

[東晃]

学校みたいな空間で、深い付き合いでなかった人の方が関わりやすくなるを描くとこうなるんかみたいな思いがある。心の家族側の事情がまだよくわからんですね？ 星四つ

2022/02/11

[cube]

★★☆☆☆

2022/07/02

[ぱ隹越九朗]

同級生から「同性愛者である」と告発するメモをばら撒かれクラスでの居場所をなくし赤星さんとも距離をとろうとする淳、淳を助けようとメモを回収する六丸、そんな六丸を見て私怨を募らせていく瑠璃。悪くなるばかりの状況が読んでて苦しかっただけに、図書室での加國さんとの出会いと深まっていく交友関係に救われる。ラストの赤星さんとの再会と、未だに明かされてない部分の多い梅島サイドの話が今後どう展開していくのか気になります。

2022/02/09