少年チャンピオン・コミックス 来陽と青梅 1

著者名：深山はな

秋田書店（2021/03発売）

• ISBN：9784253291118

内容説明

友達にも彼氏にも恵まれた中学1年生の鮫川淳は、無難に楽しい毎日を送っていた。そんなある日、偶然出会った女子高生の圭と意気投合していくうちに、恋心が芽生え始め、それはやがて確信へと発展し…。多種多様な愛と青春を新進気鋭の作家が紡ぎ出す、純愛青春物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しゅん]

中学生の人間関係を理想化もせず（美しい友情も素敵だが）露悪的にも描かず（残酷な描き方も嫌いじゃないが）、両面を描いているのが良い。大きめにデフォルメされた目が、程よい虚構性を担保してる？同性愛の予感から確信へ、そして友人関係の不安へ。玄くんが電話で「そんだけ？」と言った時のすれ違いは胸に痛く響いたし、巧みな箇所だと思う。

2023/01/10

[プロムナード]

主人公の表情が青々しくてとてもいい。圭さんが、佇まいを正して話す凛とした顔もいい。ひりひりする。

2023/01/15

[東晃]

滅茶苦茶丁寧に恋らしきものに(一方的に)落ちるところが描かれててドキドキする。他人の言葉の嘘や本当、どこに何があるかなんてわからないよ、と見守ってしまうがさて 星四つ

2021/08/08

[あさひ]

同性でも異性でも、対象外の人物からの性的関心は恐怖、気持ちが悪いと感じてしまう。差別以前の生理的嫌悪感。でも普通に接する努力はすべきと思う。難しいよね…。BL、GLの世界なら簡単に乗り越えられるのにね…。

2024/11/06

[cube]

★★★☆☆

2022/07/01