内容説明
帝国で最強の弟子と和解した育成者・ハル。レベッカは彼とともに南方大陸で黒外套を追うことに。だが、そこには猫になる魔法を受けている兄弟子・ラカンや狐族の姉弟子・スグリもいて――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
南方大陸へと黒外套を追い向かう中、女神教を牛耳る黒幕が姿を見せる今巻。―――神話から続く因縁は、この世において加速する。 南方大陸で新たな兄弟子達と出会いレベッカが成長しタチアナと共にハルを守る為に戦い。そんな中、「全知」の遺児とは別の敵が現れる今巻。更に世界が深まり混沌としていく中、ハルの過去も少しずつ見え始める、何かが確かに明かされていく巻である。果たして黒幕の言う、過去の真実とは何か。一体ハルは過去に何をしてしまったのか。そして、神達も絡む思惑は何処へと向かうのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/01/22
みどり
7
まさに「新旧入り乱れ」と言う感じの、歴史上の偉人?達と、今生きている人たちが、そしてハルがなぜ「黒」なのか?というところまで、少しずつ分かってくる。 あと1冊で納得できる終わり方するのかな~。 2022/08/13
希マサキ
3
【十傑】や強者同士の戦いのオンパレードで地形変更やバトルがすごいことに… 正直インフレと過去の謎が増えすぎてよく分からんくなってきたwあと、人物紹介にイラスト付けて欲しい… レベッカとタチアナが重要そうに書かれてたけどどこまで食らいついていけるか疑問やな。強さの基準がイマイチピンと来ないし、ハルの考えも俺の頭ではよく分からないからイマイチ乗り切れなかった…2022/04/30
菊地
3
様々な強者同士が戦って賑やかで楽しかった。2022/03/06