ハルキホラー文庫<br> 怖い本7

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ハルキホラー文庫
怖い本7

  • ISBN:9784758433006

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内容説明

近所の神社のご神木に、びっしり打ち付けられたわら人形を好奇心で外してしまった高校生が、深夜、見たものは、血のように赤い目玉をした女の首であった……(「ぐちゃくちゃの木」)。今年の夏もまた、“怪談の神様”がほほ笑み、〈ほんとうにあった怖い話〉が、著者の元に続々と集まってきました。本書のために書き下ろされた、とっておきの実録怪談集。大好評シリーズ第七弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぬ

23
☆4 1時間半ほどの電車乗車中に読む用にチョイスしたもの。206頁で41話収録。みんな一定レベル以上の怖さがあったけど特に戦慄したのは「浜」「くらうん」「割れ目」といったあたり。しかしこの手の怪談話は1ページ内に収まる数行のものに怖いのが多いよね。7行の「シャワー」や10行の「貼り紙」なんてゾッとするよ。2023/07/19

アイアイ

19
実録怪談集、狸がこの巻でも良い味出てました。丑三参りでわら人形にクギ打つ人は、その姿を見られると呪った方が危ないのか〜〜知らなかった。「ふたりかあさん」は霊の温かな話で親子愛に泣いてしまう。平山先生はグロだけじゃないんだなぁ。不意に送られた荷物や郵便物、ネタ尽きない。無賃旅行で大事なものを失う「すし詰め」残業が怖くなる巻でした。▷図書館2015/11/26

hannahhannah

17
怖い本シリーズ第七弾。表紙のオバハン疲れてる。あるいは憑かれてる。よく見ると目がうっすらと赤みを帯びている。「浜」のイラストの男の子は鼻の穴を広げすぎだろ。マキバオーみたいになってる。「りんりん醤油」の猫は一体何があったのか不思議に思うくらい凶暴。「尾」の丸々した狸のイラストが可愛い。死骸だけど…。「ふたりかあさん」は良い話。「自転車おばけ」と「黄色いヤッケ」は事故を誘発する危険な幽霊の話。「パンダの消しゴム」はミステリアスで不気味な話。「割れ目」は深夜に廃墟探検に行った若者たちが体験したブルータルな話。2017/04/20

NAO

16
一話と二話が怖かった。安心第一、廃墟なんていかない!表紙は裏向き!2019/04/04

鬼灯の金魚草

12
「りんりん醤油」の猫はリアル猫?なんでそんなに凶暴なの?「ふたりかあさん」はもう、泣ける。2016/06/16

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