内容説明
コミック版好評連載中!
高校の修学旅行中、高遠夜霧と壇ノ浦知千佳のクラスは突然異世界に召喚された。
クラスメイトのほとんどが召喚者である賢者から《ギフト》を与えられたにもかかわらず死んでいく中、元々特殊な《即死能力》を持っていた夜霧と壇ノ浦流弓術という古武術の達人だったのに加え、壇ノ浦もこもこという強力な守護霊が憑いていた知千佳は、元の世界に帰るために着々と《賢者の石》を集めていた。
そして、この世界の神であるマルナリルナが死んだことで封印が解け、《賢者の石》は女神ルーとなり夜霧たちに協力してくれることになる。
一方、UEGと名乗る女神は世界を滅ぼそうとして夜霧に倒される。
ところが、この世界に来てからの全てが夢だったことにされてしまい――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
18
ゲームみたいになっちゃった。それでいて即死が成績に反映されないから本人が楽しんでるのが、、2022/03/02
加賀ますず
5
そして世界はやり直される…。大賢者によってリスタートされた世界。しかし夜霧によって殺された人は再生してされておらず、彼の恐ろしさを知る人は出来る限り穏便にやり過ごそうとするのだが…。大賢者の孫であるヴァンが出てきていよいよ終盤という印象。それでものんびりな夜霧のペースは変わらず。でもなんだかんだでトモチカが夜霧の隣に自分がいることを当たり前に思い始めていることに長く冒険を続けてきた積み重ねがなくなっていないことを感じることができて心が温かくなった。2022/10/27
Abercrombie
4
記憶を保ったまま召喚された時点へ戻される。改めて賢者の石集めのため挑むのは、賢者ヴァンのチープな地底クエスト。初期キャラたち続々登場だが、懐かしいというより、誰だっけ?感の方が強い。ヒロインの武術が役立つようになったのは良いし、番外編は初めてヒロインの前日譚。2022/03/07
夢にまで見たから揚げ
2
珍しく次巻につづく!だったので本書最大の魅力であるイキり倒したやつらが最後あっけなく死に花川が生き残る……があんまなかったが、高遠の存在がうまくゲームの攻略とマッチしてなくてちょっと面白い。あるルールがあって、それは一見完璧なんだけど実は話を進めると想定してたのと違いおかしくなる……は童話とかの定番だし、なんだかんだ本書はそこが面白い。この地底ゲームの後に大賢者倒して帰還して終わりなのかな。数少ない続刊楽しみなシリーズだから寂しい。2022/08/21
エラリー
1
パート2の始まりは面白いかもと思ったが、結局パート1の終盤と同じくゲームに参加のパターンとなってしまって残念。2022/02/11