テレプシコーラ／舞姫 第１部 ２

著者名：山岸凉子【著者】

KADOKAWA（2021/12発売）

• ISBN：9784040660196

内容説明

篠原六花はバレエ教室を開く母のもと、姉の千花とともにバレエを習ってきた。自分の身体が、180度開脚が困難なことを知った六花は、失意の中で一旦はバレエをやめようと決意する。しかし、転校生・須藤空美の踊る姿を見て、彼女の中に、バレエをつづけたいという気持ちが芽生えはじめた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あかは]

毎回ひきこまれる。今回は空美ちゃんの家庭の事情がよく描かれていたと思う。実力はあり、教育も(恐らく)一流のものを受けてきたが、家庭の事情でコンクール出場もままならない空美。一方、恵まれた環境にあぐらをかかず努力を重ねる千花。そして、やや甘えていたがバレエに目覚めかかっている六花。空美の母は何かを企んだようだが、全て娘のため。でも、だからといって娘をあんな目に合わせてはいけない。踊れなくなってしまっていたではないか。巻末の対談や体験記は面白かった。私も六花ぐらいの頃バレエ習っている子いたなー。

2020/10/27

[おーすが]

空美ちゃんが不遇すぎるのだが、それも含めてグイグイ読ませる。バレエがわからなくても面白い。

2025/07/30

[papakiti]

謎の先生が気になります。次回はコンクールですね。

2020/12/26

[はいな]

この頃はまさかあんなことになるなんて思わなかったよ

2013/10/23

[rachel]

子供が同い年での再読は辛くて仕方がない

2022/11/24