内容説明
たまきは桐小路馨ほど美しい男を、他に、見たことがない。
「異能」のための結婚が紡いだひそやかな幸せの物語
わたしの人生は幸せで満たされています──。たまきは美貌の侯爵、桐小路馨に十八歳で嫁いだ。結婚時の契約に従い、侯爵夫人でありながら家事全般をこなし、コマネズミのように働く日々。さらには、人の未来を「継ぐ」ことのできる馨のもとに持ち込まれる依頼の数々に、人の生死を「見る」たまきの力で手助けすることが求められる。しかしそれは、馨がずっと誰にも言えずに抱えてきた秘密に触れることだった…。
龍本みお・装画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あずとも
4
「異能」の為の結婚が紡いだ寂しい2人がひそやかに幸せになる物語 。結婚に至るまでの話も読みたかったかも?主人公より小姑のキャラがたってる気がする。これは続きあるのか?2021/11/15
糸文
2
★★★☆☆2022/11/08
ぢぢぃ
2
そういう秘密があったのね2022/01/08
きよきよ
1
最近よくある異能、身分下の妻が旧華族に嫁ぐ、実は優しい旦那様、と既視感のある設定だった。最初はいまいちだったが、だんだん他作品との差別化されたストーリー展開になり、おもしろかった。★★★★2024/08/26
クノシタ
1
穏やかで少し悲しくて不自由な人達の温かくて優しい物語でした。2021/11/19




