内容説明
心を震わせた思い出を綴るベストエッセイ集。師・長谷川伸の思い出、亡き父の面影、友との交流など、人と人との出会いと別れ。旅への想い、食べ物の記憶、さらに時代小説のうらばなしまで。人生の明け暮れを温かく描く円熟の筆。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitotak
7
単行本として1977年に出版されたエッセイ集の新装版。食について、自身の少年時代の思い出、自作の創作秘話など書かれたテーマは様々。初出が無いのは残念だが、主に60~70年代に書かれた作品と推察される。高度成長期の日本の古き良きものが失われていく哀しみ、講演活動や取材などで地方を回った際の旅日記は特に時代を感じた。これを書いた当時の池波正太郎の年齢は四十~五十代くらいだろうか。現代の同年代の作家たちと比べると、書かれた文章の滋味深さ、老成ぶりに驚かされる。2025/04/25
孤灯書屋
0
⭐️⭐️⭐️⭐️2025/02/05
ran
0
池波正太郎そんを久しぶりに読みたくて、読んだ。時代は、違うが年賀状を大切にしていた想いに共感する。あらためて、LINEに来る挨拶は、味気ない気がする。2023/01/04
い
0
21年末に買い、やっと読み終えた。その間環境は大きく変わり、人との別れもあったが、惜しむものではなかった。再会を含む新たな出会いのほうが大事にしたい、と今は思っている。2022/06/03
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