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内容説明
行動経済学の創始者カーネマンらが提言する、新しい意思決定論! 生産性の向上と社会的公平性の実現に向けて、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な組織のあり方を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
85
この著者による「ファスト&スロー」を読んでかなり興味を持ったのでこの本も手に取りました。上巻ではどちらかというとノイズの概念についての理論的な裏付けをしていますが、下巻はそのノイズに対してどのような対応をとっていくかの具体的な事例を含む原則などが説明されています。私は著者の分析などには賛成なのですが、このようなことが現在の日本での様々な状況にどのように対処していくべきかがまだ早すぎる気がします。しかしながら面白い本です。2022/07/15
ばんだねいっぺい
31
疲れノイズで頭に入らなかったので、最後のまとめを明日読もうと思っている。判断を下して事後修正かな。プラス積極的で開かれた姿勢も。この世は、すべて、ノイズありき。アルゴリズムには、少し、ゾッとした。2023/07/10
くらすけ
19
エビデンスのある軸を持って一貫した判断をすることの大切さを説いた本です。再犯率の予測などの事例を通して量的研究の重要性を学べるので、統計などの勉強のモチベーションを上げたい人には特にお勧めしたい本です。2022/06/29
あつお
19
シンプルルールを極めるための本。 人間の判断、パフォーマンスにはエラーが含まれる。エラーには一定成分の「バイアス」と、ばらつき成分の「ノイズ」がある。本書はノイズを減らす方法について言及。主な対策は①観察者の設定、②統計データの重視。人間の判断は感情やその他環境に左右されるもの。主観的な思考ではなく、①や②の客観的なデータが必要となるのだ。必要なデータを基に単純なルールを設定、修正しながら運用するのが望ましいと言う。 自分では思い込みに気付きにくいもの。周囲の人の意見を重視したい。2022/05/23
koji
18
適切な意思決定を阻害するノイズは行動経済学の隘路。ノイズとは、同じ人は同じケースを判断するのに、いつどんな状況で判断するかで結論にばらつきが出ること。豊富な具体例と効果的な解消策(判断ハイジーン、アプガースコア、超予測者の視点等)が体系的に論じられ、飽きることなく読み進められました。唯当然沸く疑問はAIやアルゴリズムに全て委ねればいいのではないかということ。著者達の結論は、最後の意思決定は人間。ここには、回避可能なエラーを防止し、公平という社会正義が実現する社会の到来という深淵な目標があります。納得し共感2023/02/02
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