ウィングス・ノヴェル<br> 作家令嬢は舞踏会でロマンスを綴る 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(1)

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ウィングス・ノヴェル
作家令嬢は舞踏会でロマンスを綴る 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(1)

  • ISBN:9784403542336

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内容説明

物語を書くのが趣味の貧乏貴族の娘アニアは、従兄のティムの紹介で王宮仕えをすることになった。王太子リシャールの無愛想(?)な態度に戸惑いつつも、書庫に籠もるほどの本好きの王女リザとは意気投合する。リザの婚約者との初顔合わせの舞踏会を目前にしたある日、婚約者の愚かな振る舞いに、リザが激怒する。アニアとリザは舞踏会で彼を懲らしめようと企むが、その裏では別の陰謀が蠢いていて……? 冒険活劇あり、殿方とのロマンスあり、宮廷ガールズ・ストーリー開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すがはら

9
ヒロインが二人。アニアが主役かと思ったけど、気付けば王女の方がしっかり物語の考察役になっていました。ロマンスはほんのり程度。幼馴染み君は全然アピールがないから、王太子とアニアを取り持とうとしてるように見えてました。アニアが祖父の時代に詳しいのは小さいい頃に祖父の残した日記を読み込んでたからかと思ってたら、予想外の説が出てきてビックリでした。本当でしょうか。2022/05/26

りんりん

8
★★★★★ !2022/01/30

らっこ

3
活字中毒のため書庫で生活する王女と彼女に仕えることになった作家令嬢のお話。敵国との婚約に乗じた不穏な空気の中、2人が作戦をたて大事に至らないよう奮起する姿が面白いです。またロマンス部分は王子と令嬢の気持ちのすれ違いを温かく見守るのがツボでした。一つの大きな事件は終わりますが、妄想たくましい令嬢の冴えすぎる直感や覚えのない記憶など残っている謎もあるので続きに期待。ただエピローグを読むとなお感じたのですが、想いを自覚してないのか従兄が完全に噛ませ犬なのでもう少し頑張って欲しいところ。あるいは恋じゃないの?2022/11/21

3
手堅いファンタジー。少女が側仕えとして王宮に勤めることになり、王女とそして王子様と手を組んで陰謀を摘んでいく。すこし優しい世界すぎるかもしれないけれども、少女に隠されたなにかを考えると、必然的な道理なのかもしれませんね。続きも気になる所です。好きですねえ。2022/02/07

菊地

3
ロマンス要素も、百合要素も、ストーリーラインも全体的に薄目なんだけど、主従2人のキャラクター造形(+イラスト)と関係性が個人的なツボに入ったので、なんかもうそれだけで満足してしまいましたね。2021/11/23

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