コミックアウル 私が15歳ではなくなっても。【単行本版】１

著者名：あむ【著】

ファンギルド（2021/11発売）

• ISBN：9784910617022

内容説明

娘に疎まれ、妻には責め立てられながらも中年サラリーマン・岩下は抑圧された日々を「父として」「夫として」慎ましく生きていた。少なくとも、ある日彼の目前に突如現れたパパ活少女・シイナと出会うまでは――。自分の価値を探し求める15歳の少女と、理性と欲望の狭間でもがく40歳中年男の痛々しくも眩い、小さな逃避行の物語。

【※この作品は話売り「私が15歳ではなくなっても。」の単行本版です】

【収録内容】
「私が15歳ではなくなっても。」第1話～第8話
「私が15歳ではなくなっても。」単行本新規描き下ろし 6ページ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

現実を抉り出す、商業露悪系作品。誰の目にも普通に映るであろう真っ当に生きて来た人生のさ中に訪れる、典型化された日本のお父さん像に一石を投じる系の作品。年の差なんて関係ない、社会性のある現在の性処理活動と承認欲求充足系自傷活動記録めいた日常系自然主義文学めいた例のそういうヤツ。まともに見える社会生活を送って来たからこそ伴侶がいて年頃の娘までちゃんと育てる事が出来ているのに、百年の恋も冷める破局は不意に訪れる。多くの40代独身男性が辿り着けない境地に対する、この漫画で自慰目的が叶うかは知らんが嘔吐フェラ最高。

2022/03/02

[金城 雅大(きんじょう まさひろ)]

すごい作品だな…

2023/03/10

[とにざぶろう]

どうしたって『娘の友達』と比較してしまいますね。

2021/11/20

[ぴよ（toyoneko）]

「とげちーさんですか？」の作品。コミックが出ていたことに気づき購入。エロというか、40歳男性のリアルな生活と葛藤を描く感じ。個人的には大好き

2021/11/27

[こぼこぼ]

「気持ち悪がられる」方の立場なので，読み進めるのが非常に辛い。

2023/05/23